Part1 のPart2

続きです。



私が留学中に大変だったこと一つ目は、ホストファミリーとの関係です。

本来は最初に決まったホストファミリーに最後までお世話になるのですが、何かトラブルが起こった場合は、日本の学校、現地の学校、留学エージェントさんの許可があれば変更というシステムでした。

私は出発から約半年後に1回しました。



<食事面>

住んでいたところがど田舎ということもあり、週一回片道2時間かけて街中に行き、1週間分の食料を買うという家庭でした。そのため、1週間分の献立を買い物に行く前に決める。その献立が毎週毎週一緒、そして栄養がとても偏ったものでした。

例えば、潰したじゃがいもの上に炒めたひき肉、お菓子のトルティーヤチップスををのせ、大量のチーズをかけたものをオーブンで焼いたもの。

ある日はお米と、冷凍のミックスベジタブルとお肉を混ぜて炒めたもの。



当時の私にはこれが本当にキツかった。

当時の私は、とにかく太りたくなかった。同じく留学をしていた彼氏がいて、太った私を見せたくなかったし、日本にいた時はスタイルがいいとずっと言われていたのに、太って帰って「変わったね」って言われたくない。

「太りたくない。」

これがきっかけで、食事の量を減らしたり、朝早く起きてホストファミリーに隠れて日本から届く青汁を飲んだり筋トレをしたり。

日に日に明らか食事の量が減り、太るどころか痩せていく私を見てそりゃホストファミリーは心配になります。



結果、私は帰国一ヶ月前の段階で体重が出発日よりも15kg以上落ちてしまっていました。(また今度話します)



<その他>

ある日、

音がうるさい、と注意され学校から帰ってきたら扉がなかったり。

夜中に日本の友人や家族と連絡をとれなくするためにWifiを切ったり。(学校がホストファミリーに送るルールブックに、極力日本との連絡は避けるという項目があった模様。)

日本料理を紹介する目的で唐揚げを作ると、油が無理だと怒られ泣かせたり。

ホストマザーの機嫌が良かったり悪かったり、日によって違う生活でした。明らかに無視されたり理不尽に怒られたり態度が冷たい時もあれば、ものすごく優しい時もある。

表情、すごく怖かったなぁ。


「私さえ頑張ればあの人は優しいし、ホストファミリー変更の必要はないな。」

こう思っていたのもありますが、何よりそれでも半年も乗り越えられたのは、

学校に何でも話せる友達がいたから。

本当に彼女達のおかげです。

ホストファミリーの愚痴をずっと聞いてくれた彼女達の中で、以前日本人をホストしたことある子が2番目のホストファミリーになってくれました。

今思えば、原因は私だったんだな〜と。

ホストマザー彼女自身も少し大人気ない部分はありましたが、でも原因は私だ。

人間だもの。

きちんと太りたくない意思を伝えていなかったり

ホストファミリー特にマザーが怖いからといって夜21時には寝たり、

怒られたくない、だとか嫌なことは避けるという日頃の私がMAXに出ていた気がします。


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