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名言がひびく瞬間

noteを始めて、3日。
何を残そうか?と代わり映えのない私自身の日常に興味を持ち始めた。

これまで、いかに見過ごして日常を過ごしていたのだろうと少し勿体無さを感じるようになった。

たった3日で。

残す必要があるのかわからない1日を、少しだけ振り返らせてくれる時間。
そんな今日は、先日映画「PERFECT DAYS」を見に出かけてから、久しぶりに映画欲が出てしまった。

その前はと言うと「すずめの戸締り」を見に行った。とにかく映像が綺麗だからとすすめられ近くの映画館へ足をはこんだ。

久しぶりの映画漬けになりそうな始まり。

そして、昨夜。

お試しで契約をしていた動画配信サービスにポイントがあったことを思い出し、主人公のセリフが名言ばかりと噂で聞いていた「ミステリと言う勿れ」を見ることにした。

ストーリーはミステリー。
その中で、時おり息を吐くように発せられる、整君の言葉に何度も立ち止まった。

一時停止をして、少し戻して、メモをとった。

「自分が下手だってわかる時って、目が肥えてきた時なんですよ。本当に下手な時って下手なのもわからない。歪んでたり、間違ってたり、はみ出てても気づかない。それに気づくのは、上達してきたからなんです。だから下手だと思った時こそ伸び時です」 -作中-

確かに、noteを初めて3日。まだ、文章を書くことに抵抗と苦手意識は感じるものの、自分の”へたさ”に気づけない。

繋がりだったり、話しの切り替えるタイミングだったり、どこがダメで、不自然さがわからない。

文章を書く。

今、始まったばかりの生活で、映画を見て良かったと思った。
これから、自分自身だったり、たくさんの方のnoteに触れて、面白みとか、引き込まれる文章そのものに、「私下手くそだな、やっぱり書くの向いてなかったな」と壁にぶつかって、何も乗り越えないまま肩を落とし、諦めそうになる日が来るのかもしれない、

その時が来たら、私に言ってあげようと思う。

「今が伸びときだぞ、やっと壁まで来たぞ、やめるなよ」って。

そんな日が来るといいなとも思った。
少し先の未来の私に、お持ち帰りができる映画だった。

noteを始めなかったら、立ち止まることのなかったセリフ。

未来の私、乗り越えていますように。


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