休校中だからやってみて欲しい勉強は「料理」
こんにちは。新型コロナウイルス感染症の関係で全国で休校が続いていますね。
先の見えないお休みで何をしたらいいのかわからないと嘆く人はたくさんいます。確かに、毎日行っていた学校がなくなるというのは驚きとともに未知の事態に対する不安が募りやすい物です。
しかし、これを機に「生きる勉強」をしてみるのはどうでしょう?
学校で学ぶことって、ほとんど机の上のお勉強なんです。それは本来つけるべき「生きていくための勉強」とのズレが大きいものです。テストの点数が良くても人の気持ちを察することができないとか、自分のことを自分でできないとかそういったズレのことです。
だからこそ、家で学ぶことでお子さんの本来の力を身につけていく期間だと捉えて、少しでも先を見通して欲しいなと思います。お子さんは家にいても、親御さんは仕事でバタバタ・・・そんなご家庭はたくさんあります。
そこで、家の仕事をお子さんに任せてあげて欲しいなと思います。
料理は特におすすめです。なぜなら、料理には国語・算数・理科・社会そして外国語の勉強が詰まっている超優秀な学習ツールだからです。
国語:レシピを正しく読むことが求められる。段取りを考えて動く必要がある。
算数:材料の計量に欠かせない知識が身につく。◯人分なら材料を何倍しなけれればならないなど、数学的な考え方も必要。
理科:特に調味料の効果で不思議なことがたくさん出てくる。塩を入れると水分がたくさん出てくるのはなぜか?落とし蓋をすることで鍋の中がどんなことになるのか?
社会:料理には歴史もあり、そしてその土地の地理学的な要素も含まれている。特産品から郷土料理が生まれていること、どこの国から輸入しているのかなど。
外国語:今は外国の料理も簡単に作ることができる時代。ちょっと聞き慣れない料理名の由来を知ったり、食材の名前を知ったり。
料理を通して、お子さんは「人の役に立てる」と実感することができます。これは何よりも嬉しいことですし、子供を子供扱いする現代の教育に打ち勝つことのできる大事な要素だと考えます。
まずは簡単なお昼を作ってもらったり、一緒に道具や火を扱うときの注意点を伝えながらやってみてくださいね♫