体調次第で感情が決まる気がする
病気になってみてつくづく思ったことなんだけど、私達が感じる喜怒哀楽は体調次第でどうにでもなるんだなぁとわかった。というのも、私はもともと怒りっぽくてキレやすい性格なのだけど、甲状腺機能が低下してからというもの、なんと穏やかか!というくらい怒りの沸点が低くなって怒れなくなったんです。
今はチラーヂンで補充のかいあって、怒りの沸点はちょっと戻りつつあるのだけれど、今までなら完全に怒りの対象だったこと(夫が片付けをしないでいろんなものを出しっぱなしにしているとか)が、甲状腺機能低下しているとどうでもよくなり怒る気にならない。怒るってエネルギーいることなんだなと感じましたよね。怒る対象にエネルギー向けられるということだもの。
体調次第ということと、気持ちの余裕があるかないかで怒りの沸点が変わる気がする。自分に少しでも気持ちや金銭的な余裕があるときはいちいち怒ったりしない。金持ちじゃないけどいわゆる「金持ちけんかせず」ってやつですね。
そのかわり、自分に余裕がない時、金銭的に厳しいとき、寝不足のときは人の粗探しになってしまいがち。わかりやす!
体調次第で感情が決まってしまうなら、自分の状態を見ていれば、怒りの対象とされる人や物が問題なんじゃないということに気付きましたよね。イライラするときはその対象に問題があると思ってしまいがちだけど、体調が良かったり、金銭的に余裕があるときはイライラしないわけだから。
ということはだよ。イライラするなと思ったときは自分の体調がよろしくないのだなと私自身は判断がつきます。
そもそも、自分の体や気分が満ち足りているときは怒りを感じようがないじゃないですか。単純だけどそういうことなんですよね。負の感情が湧いてくるときは、体調と経済面の余裕なし。もちろん満ち足りていても怒りは存在するけれど、そのときはちゃんと毅然と対応できるくらいの思考や言動が働く。それこそ体調と経済面次第で左右されると言ってもいい。
昨日今日と猛烈にイライラしたのだけど、なんでだろうと思ったら、薬増量による焦燥感と鉄不足(あっかんべーしたまぶたの裏が白いときはだいたい甘いものが止まらない=鉄不足)、寝不足が原因かなと判断。なので、薬減らして鉄サプリ飲んで様子見中。プラス好きなことをするとなお良し。ずっと見たかった海外ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ2』をアマプラで一気観したわ! はー、すっきり。
ああ、私は栄養不足とか体調によって感情が左右されるんだなとつくづく感じさせられる。イライラする対象が悪いわけではないし、イライラすると感じる自分が問題なわけよね。怒ることが悪いわけじゃなくて、そのことで自分がコントロールできなくなったり、自分も他者も不快な思いになることが嫌だと感じるわけ。できるだけ怒りは適切に相手に伝わるように使いたい。
それができないのなら、むやみに苛つく自分に気付き、必要な栄養・心の補充、よく寝る。これが一番の私の対処法になっています。
30代以降の度重なるイライラも、今思えば女性ホルモン減少からきてたんだろうなぁ。PMSで月の半分は怒鳴り散らしていたし、それで夫婦関係のヒビ、人間関係破綻したり、人生の半分損してきたなと後悔しかないのよ。
私のように後悔する前に、すべての女性のみなさんに伝えたい。イライラはだいたい女性ホルモン、甲状腺ホルモン(その他のホルモンもね)に左右されていると言ってもいい。あまりにイラつく(または無気力)ときはぜひ婦人科で検査してもらってホルモン値を確認してください!! きちんと対処することでむやみにイラつくことなく、穏やかな人生になるはず。
すべての女性が健やかな人生を送ってほしいと強く思うのですよ~。
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