おばちゃん、席移動する～アラカンの再就職その3

会社都合解雇で失職したアラカンおばちゃんは再就職を決め、年齢の近いおねー様がたと同じチームとなり仕事を始めた。

導入研修も一通り終わった（こととなっているが）ため、ひとりだちで勤務に入る。手順はわかるが、いろいろ得られる情報も（得ようとすれば）けっこうあるので、自分のなかに情報を整理して落とし込むことに時間がかかる。
書いてある内容が業界用語というか会社用語でもあるので、そこまでの研修は受けていない。

おばちゃんは過去ほとんど事務メインできた。電話やメールのBtoB、BtoC、もドンと来いではあるが、やっぱりクレーム系はゴメン被りたい。

今回は、雇用契約書には「営業職」になっていた。

今じゃ当たり前的なフリーアドレスの執務室。どこに座ってもいいのだが、なんとなく最初に座った、研修を受けていた場所に座っていて、お昼だけおねー様たちのところにまじっていた。個人仕事ではあるが、その対応につまづくも、諸先輩方に質問にいく。処理についても同様に質問しにマイパソコンをもって出向く。

コロナもあるので、つい立てはあるが、あまり積極的に近くいくのはもうしわけないと思っていた。

そんなところに「○日より新人研修で使用します」のエリアにおばちゃんの使っている席が入っていた。

それを口実に、というか、ラッキーとして、おばちゃんは、諸先輩方の近く、ひとつ空けして座れる席を確保し席移動をきめた。明日からにしようか、とも思ったが、善は急げだ。荷物持って「この席つかいます。よろしくお願いします！」とふれまわった。

終話してすぐに質問ができる。諸先輩方のワザも盗める。いい席だ。フリーアドレス万歳！

皆さんフリーアドレスとはいえ同じ席にいらっしゃる。たまに動いている方は、いつもの席を、早く出社した他部署の人に使われてしまって移動しているようだった。それぞれにお気に入りの席があるようだ。おばちゃんも、ほんとは外が見られる席がよかったが、すでに一席空けで埋まっていたのであきらめた。ちょっと遠くではあるが顔をあげれば外が見えなくもない。

PCしかもノートPCとにらめっこしていると遠くをみたくなる。ずっとデスクトップで作業してきたおばちゃんにとってノートパソコンはけっこうくせものであることを徐々に知ることとなるおばちゃんであった。

☆☆☆☆☆

ノートパソコンって画面も小さいし。文字も小さいし、テンキーないし、で前のめって仕事してしまいます。どうもコンタクトレンズとの相性が良くないようにも思えます。

娘が以前使っていたノートパソコン用の台を譲り受け持参しましたが、諸先輩方の誰も使っていないのでロッカーにおきっぱなし。まずはコンタクトレンズの調整でしょうかね？

お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。