「学生のうちだよ。」に惑わされない。

「学生の間しかできない事をやった方がいいよ」
多くの人はこのフレーズを学生の間に聞いたことがあると思う。
恋愛だったり、就活だったり、あるいは部活。勉強もそうのうち一つだろう。

先日就活のイベントで、司会の人が言っていた。
「こうやって企業の人が話してくれるのは学生のうち何だからもっといろんな就活イベント参加したり、話聞いたりした方がいいよ!」
確かに間違いはない。
社長クラスが登壇して学生のために無料で話してくれる。OBOGが忙しい時間を割いて、30分.1時間話してくれる。会社について無料で知れる。、、、
確かにここでは挙げきれないほど、学生のうちしか聞けない話や体験が就活にはある。
だが「学生のうちだけだから」と言って就活いた方がいいとは限らない。

理由としては2つある。
1つは、他にも「学生限定」はあるから。冒頭でも述べた通り、恋愛だって、研究だって、その時間は留年しない限り誰でも平等に与えられている。学生限定のイベント発生であることには間違いない。
つまり、「学生のうちしか話を聞けないから参加した方がいい」というのは選択肢が1つしかない場合であって、実際はもっと限定の事柄はあるのだから、自分の1番興味があることに、学生限定をブッパすることが正しいと思う。

2つ目の理由として、社会人になって金払えば済む話。確かに無料ではなくなるが、社会人になると財力がつく。するとお金を払うことへの抵抗感の低下が見込まれる。そのため、現状とは変わらない気がする。
どちらかと言うと、時間的リソースをそこに割くかどうか問題の方が大きくなる気がする。時間も割きたくない、お金も割きたくないならそれぐらいの話の魅力なので、聞かなくてよかったとなる。

(と思ったが、就活の会場にしか登壇しない人、話さないひとがいる可能性があるので、そうは言い切れんかもって、これ書きながら思った。まーでも社会人にニーズがある人はよほどのことがないと就活生に登壇して社会人に登壇しないって言う状況は生まれない事を考えると極めてこの可能性は低い。)

以上の2つの理由から学生限定だから就活とはならないとかんがえる。

こうした「学生の間だけだよ」ってことは、いろんなところで聞くと思うが、自分の「これを頑張りたい!」と思うことに時間をブッパして頑張ればいいと思うし、自分も惑わされずに、そうありたい。
それは就職して「新人のうちだけだよ」に変わろうが「20代だけだよ」に変わろうが、揺るがす自分の目指したい道を突き進みたいと思う。


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