サムライかな。
ポーランド戦を興味深く観た。イタリアが出られないワールドカップに日本代表が出ていることに十分不思議さはあるから、すべては運が支配するシステムの中。
「潔い」とか「武士道」みたいなことを言い出すと、真夏にエースを投げ続けさせるのが感動だと言わんばかりの三沢高校時代の甲子園みたいになってしまう。
勝つこと、GLを突破することを義務づけられた急場しのぎの監督がとった作戦の結果としては完璧だったと感じました。次の試合が観られるんですから。
また、侍ニッポンとは言っても日本は決して「侍の国」ではない。侍は7%だったと言われていますから、ほぼすべてが農民か商人などの国。イギリスが庶民のスポーツである自国のサッカーチームを「貴族UK」と言うようなものでしょう。
スポーツだけにとどまらず、精神論だけでは世界と戦えないという現実とどう折り合いをつけるかだと思います。
多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。