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SONY α7R4

昨日、撮影が終わって帰るときにモデルの肩の刺繍が動いた気がした。俺はド近眼なので世界がボーッとしか見えていない。近づいたら蟻だったので写真を撮る。初めて7R4を使った。

スタジオには持って行ったけど、仕事では使わず。使用サイズが3500ピクセルと決まっている撮影を6000万画素でするのはバカっぽいのと、仕事で使うときはあらゆることにスピードや合理性を求められるから、買ったばかりの慣れていない機材を大事な撮影で使うなんていう危険なことはあり得ない。

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適当に数枚撮っただけでまず感じたのは、SDカードが出し入れしにくい角度になったことと、フォーマットする2枚のスロットの表示順が7R3とは逆になっていることだ。併用したら絶対にトラブルが起きる。こういうのがまだまだSONYの遅れているところだ。

仕事をしている最中は、ずっとモデルを見ている。カメラは身体が憶えている動作を無意識にやっているから、ほとんど見ることがない。だからダイヤル操作やボタンの位置などが混乱しないように、必ず同じカメラを2台用意している。これは仕事をしている人なら当然のこと。

デジカメは新しい方が性能がいいに決まっている。でも自分がそれを使い始めるタイミングはどうでもいい。α9は、もう古いんだけど、画素数が多すぎないことと、サイレント撮影で歪みが出ないことだけでも十分に価値がある。

まあ、バカと鋏を弘法は選ばず、というように、どんなカメラを使っても撮れる写真には何の影響もない。同じ鉛筆と紙が一枚あっても、絵が巧い人と下手な人はわかるんだから。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。