恋愛ではない映画:博士の普通の愛情
恋愛映画を好んで観ることはあまりないのですが、いい映画だなと思ったものが、よく考えたら恋愛をテーマにしていたということはあります。
愛情のカタチが典型的でないものが好きなのかもしれません。「それって恋愛映画のジャンルではないでしょう」と言われるようなものもあります。でもそう感じたらそうなのです。『ガープの世界』はとても好きで、あまりにも色々なトピックが詰め込まれている映画ですが、私は恋愛の部分に一番共感します。『ビューティ・インサイド』は、相手が表面的に誰なのかすら重要ではなく、中身の人間を愛するという挑戦的な題材でした。
『オアシス』『息もできない』などは珠玉の恋愛映画ですが、これを超える映画には出会っていません。ヨーロッパ的、アジア的、などの違いもあります。韓国映画ばかり観るようになった最近では「これでもか」と心をグサグサえぐってくるような表現に慣れてしまい、邦画の緩やかさでは満足できなくなりました。『宮本から君へ』あたりは例外ですが。
多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。