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あなた一人だけの悩みを一緒に悩む人


こんばんは。


皆さん、"悩み"はありますか?

無いって人は好きなアイスを教えてください。



生きていると悩みはつきものです。


その悩みは、肺腑をえぐるような強烈な苦悩だったり、漠然とした霧のようなものだったり種類は様々あると思います。


今は少しマシになりましたが、私は少し前までひどく苦悩していました。

そして、厄介だったのがこの苦悩は苦悩の形をしていませんでした。


今だから分かることなのですが、

毎日怒られることに怯え、味方もいない状態でした。


その時は、自分が毎日怯えいて、味方がいないとは思っていませんでした。


怒られるのは自分に欠点があり、
決断力に欠け、
行動の量が少なかったからだと、
それでも自分が決めた道なのだからと

弱音を吐くことをせず、
切って貼ったような目標を掲げ、
そこに向かって走っていく仲間に囲まれ、
仲間が自分に厳しい言葉を投げかけるのは
自分を想ってくれているからだと言い聞かせ、

その期待に応えるために
自分が努力をしなくてはいけない

周りの人達は誰一人悪くなく
この世で悪いのは自分だけだと思って
笑って生きていました。


さらに、"悩み"とはツールやスキルによって解決できる障害物でしかなく
ソリューションをお金を使って買うか、自分のカリスマ性や人を掌握する力、コミュニケーションスキルをひたすらに磨けば取るに足らないもの。

言わば悩みとは"自分の欠陥の言い訳である"と思うことで改善の余地を見出し、諦めることや逃げるという選択肢から自分を遠ざけていました。


今はそんな風に思ってはいません。

一回ぶっ壊れちゃったからです。

ちゃんと壊れてちゃんと逃げることができました。

逃がしてくれる人がたまたまいました。


今になってやっと「あの時の環境がおかしかったんだ」と思えるようになりました。

明らかに周りの人間たちによってそういう環境が作られ、
抱えなくてもいい苦悩を押し付けられていたのだと、

自分を責める必要はないのだと気づきました。

本当はもう少し内容を具体的に書きたかったのですが、
まだまだ無理でした。
すごいよね、"記憶を文章にする"っていう行為が取れないんだもん。

手が止まって、思い出すことを脳が拒否する感覚。

心が病む 
なんてこと自分には縁遠いことだと思ってたけど、あったわ。普通に。


皆さんにあるかは分かりませんが、
本当にこんな経験しなくてもいいと思います。

自分はそうなっちゃったから糧にするしかないですが、
もう少し運が悪ければこの文章は霊圧によって書かれていたことでしょう。

そして、その"もう少し運が悪い"人は全然いて、
世界で自分で死を選ぶ人は約78万人いるらしいです。

これはただの数字ですが、一人でもいるのなら
自分がその一人になっていないだけなんだなと思うには十分すぎる数です。


人は自分を守るためなら平気で他人を傷つけます。
その結果がどうであろうと気にしません。

直接手を下さない分、加害者の意識も持たないでしょう。
人殺しには変わりないのに。


まぁでもそういうものなんです。


これでこの殺人未遂事件の犯人たちを憎んで手を下したら裁かれるのは自分です。


憎しみはありますが、もうそれはそれとして憎みながら別の方法で自分の人生を見つめることにしました。


つらい経験をして逃げ道が死ぬことだけって人に何かできることはないかなと考えていたのですが、一つは一緒に悩むことかなと思います。


そのどんな悩みもその人、一人だけのものです。

似た悩みを抱えている人はいるかと思います。

同じような悩みに共感して救われることもあるかと思います。

それでもその人の悩みはその人だけのものです。


自分を全く同じ人生を歩んでる人はこの世に一人もいません。

別の親から産まれ、別の人間に育てられ、
別の人生を歩んでいます。

悩みは目の前に突如として現れるものではなく
人生を歩いている中で
見えない粒子のように付きまとい、いつしか心を蝕んでいくものです。

便宜上、悩みと呼んでいますが、呼び方も人それぞれ違ってもいいです。

とにかく"逃げ道を一つに絞る原因となるもの"と定義付けています。

人によっては、いくつか選択肢がある中で死を選ぶこともあるかなと思います。

それなら別にいいと思います。
昔の侍さんだって多分自分で選んだ栄光の死を迎えたのならそれはそれで良い生き方だと思いますし、苦痛より安楽死を選ぶ人もいる。

ただその選択肢が一つしかなく、"嫌だけどそこに逃げるしかない"のは悲しいなと思うので、少しでもその選択肢を増やせたらなと思っています。


少し話が逸れましたが、とにかく悩みというのは
一人ひとり違うものなんだと思います。

自分も病院に通ってもみましたが、
鬱にカテゴライズされて薬を出されました。

そのカテゴライズで少し安心できたから
もし行けるなら行ったほうがいいです。

ただ、やはり正確にはそんな単純なものじゃないので
あの時、自分だけの悩みについて一緒に悩んでくれる人がいたらもっと良かったなと思います。


最終どうするかとかは結局本人が決めることで、
本人が決めなきゃ前に進まないことでもあります。

それでも、選択肢が無くなる前に
誰か話せる人がそばにいると良いと思います。


人それぞれ違う人生を歩んだ孤独な生き物です。
でも孤独だからそれが分かち合えたとき温かさを感じることができます。

そういう人がいたらちゃんと大事にしてあげてください。

いなければ一緒にアイスでも食べながら話しましょう。

本当に誰もいなかったり、
いるけど好きだからこそ心配かけたくない!
とかで話せる人がいないって人は、コメントでもSNSのDMでもなんでもいいので私を気軽に使ってください。


一瞬でも誰かの何かになれたらもうそれだけであの時耐えた意味があるなと思うので、使ってくださいと言いながら自分も勝手に糧にします!



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