さやか

ビジョンは「人間も幸せ動物も幸せ」。 動物の幸せのために奔走する博多の女

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最近の記事

さくらさんが天国へ行った話

最期の闘病 2024年8月9日夜、さくらさんが大きな深呼吸とともにこの世を去った。時間は21:00を回った頃、私の隣で眠るように亡くなった。 異変  私がさくらの異変に気付いたのは亡くなる5日前の8月4日。ご飯をほとんど食べず、大好きなおやつでさえ途中でポイッと捨ててしまう。さくらの表情を見ていて「もうダメかもしれない」という不安が頭をよぎった。本当に生命力の強い子だったが、19年近く一緒にいればなんとなくその子の限界値が見えてしまう。私はさくらの母犬が眠る納骨堂へ向か

    • 動物を守る〜福岡市役所へ①〜

      ここ最近、よく福岡市役所へお邪魔しています。理由は「動物福祉を向上させるため」。もっと簡単に言うと「虐待や殺処分をなくしたいから」。 ①はmirai@(ミライアット)編 「mirai@」(ミライアット)とは、民間事業者のみなさまと福岡市をつなぐワンストップ窓口です。公民連携のハブとして、提案受付、サポート、情報提供・情報発信等を一元的に行い、関係部局等と連携しながら、民間提案の実現をサポートします。(福岡市HPより引用) 福岡市のサポートの手厚さにはいつも感謝感謝です。こ

      • 殺処分場へ行ってみた②

        今回は福岡市・東部動物愛護センターで教えて頂いた収容・処分・譲渡の現状について書いてみようと思います。 令和2年度のデータを図にしました。 ※職員さんからの説明も加えています ※転載は禁止します ↑まず犬のデータです。 飼い主からの持ち込みは「高齢」「1人暮らし」「入院」「経済面」などの理由が多いそうです。 終生飼育が義務化され、飼い主からの引き取りを拒否できるようになったため、職員の方は飼い主に対しては以下の提案をするとのこと。 ①自分で新しい飼い主を探してもらう

        • 殺処分場へ行ってみた①

          「犬や猫の殺処分」問題。 動物が好きな人もそうでない人も 一度は耳にしたことがあるでしょう。 なくなってほしいと願う人がたくさんいるのに なぜなくならないのか? その原因を探るべく、福岡市で殺処分を行っている 東部動物愛護管理センターに行ってみました。 ここへ行ったのは人生で2度目。 初めて行ったのは小学生の時でした。 その時の目的は、殺処分対象の子の里親になるため。 両親にお願いして連れて行ってもらいました。 今回は事前にアポを取り、施設内の見学と 殺処分の現状

        さくらさんが天国へ行った話

          私が尊敬する29歳のRちゃん

          RちゃんとはTwitterで出会った。 トリミングサロンを経営しながら犬や猫の保護をしている。 動物に対する考え方に共感し、私からDMを送った。 そこから定期的にお互いの近況報告をしたり、 日本の動物福祉について話すように。 いつか会いたい!と思っていた人だったので 先日東京へ行った際に、Rちゃんが住む埼玉まで足を延ばした。 思っていた通り、気さくで優しい女の子。 ランチをした後に、保護している動物にも会わせてもらった。 部屋に入った瞬間から熱烈に歓迎してくれる子

          私が尊敬する29歳のRちゃん