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赤ちゃんが初めておうちに来た! そのとき猫さんは…

大変お世話になっている経営者さん。
新規事業を開始され、プライベートでは赤ちゃんも誕生と、
飛ぶ鳥を落とす勢いです。

そんな矢先、飼われている猫さんが体調を崩されたそうです。

こういうお話を聞いたとき、
動物の心理を扱っていたらまず思います。

赤ちゃんだなって。

案の定、獣医さんの診断は
ストレス性の膀胱炎だったそうです。
赤ちゃんが急にお家にやってきたことで、
猫さんの心身のバランスが崩れてしまったのですね。

ここで、「やきもちを焼いている」「寂しがっている」という解釈は
正解ではないと思っています。

そうではなく、生活環境が変わることそのものが
ストレスになる
、という話なのです。

猫さんにとっては、それまで静かに夜寝られていたのが、
昼夜なく人が起きてきたり
赤ちゃんの泣き声を常に聞くことになったり。

食事のタイミングが変わったり
遊びの時間が減ったりもしているかもしれません。

おうちの匂いも変わったでしょう。

赤ちゃんの匂いだけでなく、
お母さんのホルモンや神経伝達物質の変化。

これ、お母さん自身より前に、
ペットが先に妊娠に気づいたという話もあるくらいですから、
確実に伝わっています。

そして赤ちゃんだけでなく、
お父さんの仕事での新しいチャレンジも影響しているでしょう。

睡眠時間の減少やプレッシャーを伴うのであれば
身体の様々なところで出ている緊張のサインを
猫は敏感に察知しているはずです。

ただ、それを「人間が悪い」って言うのは乱暴です。

ペットでも野生でも、 何かしら環境の変化は起こるものですし、
ある程度は受容して生きていってもらわなくちゃいけません。

赤ちゃんは新しい家族。
猫さんにだってその子が、慈しみ合い支え合い、
心を通わせられる存在になるほうが、
絶対にいいじゃないですか。

人間家族ができることは…?

変化のインパクトを、
その子その子の順応性のレベルに合わせて
調整してあげること。

例えば、新しい生活スペースやリズムを
出産の前から時間をかけて作っていく。

また、ふれあいの時間が減ってしまう対策としては
以前ご紹介したエンリッチメントを利用し、
ペットさんと短時間でも価値の高い時間を共有することもおすすめです。

ストレスは、これも以前書いたように、
自分のコップにポタポタと溜まっていくようなもの。
容量いっぱいになり、あふれると体調を崩したり
メンタルが不安定になったりします。

冒頭の経営者さんのケースでは、
猫さんは膀胱炎を発症してしまいました。

こうならないためには

  • コップに入る量を減らす(ストレス源を減らす)

  • 都度つどコップから排出する(ストレスを解消する)

  • コップの容量を広げていく(ストレス耐性をつける)

のそれぞれのアプローチから、ストレスのマネージメントを
してあげるのです。

人間家族も同じです!!
お母さん、お父さんが参ってしまっては元も子もありません!!

でも、できるだけ機嫌良くいるように”気をつける”

なんてことは、できれば理想ですが、
ある意味非常時といえる状況でZENの心境でいるのは
相当ハードルが高いと思います。

そしていつか限界がやってきて爆発!!ともなりかねません。

そんなときにも、ヒプノセラピーは
お母さん、お父さんの肩の荷を軽くするお手伝いができます。

・育児が思うようにいかない不安
・睡眠不足や緊張
・ご主人のサポートがない孤独感
・育児と仕事の板挟み
・いっぱいいっぱいで他の人にきつくあたってしまう
・お兄ちゃん、お姉ちゃんの赤ちゃん返り
・義家族の口出しへの苛立ち
・ペットさんの不調

それぞれが、絡み合って雪だるまのように膨れ上がる前に。

1時間、もしくは30分でも、時間が作れれば
心がほぐれてその後がうまく進むようになるとしたら、どうですか?

家族がまるっと整っていく
生きとし生けるものすべてのためのヒプノセラピー

お母さんお父さんお子さんたちの安心安全と
動物さんのストレスケア、
両輪を軽く回していきましょう。
赤ちゃんの笑顔のためにも!!

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追記
続編あります! ↓


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