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猫は"被害者"なのか?(赤ちゃんが初めておうちに来た! そのとき猫さんは…続編)

昨日の記事で、お世話になっている経営者さんご夫妻に
赤ちゃんが誕生した矢先、
猫さんがストレス性の膀胱炎を起こしてしまった
というお話を書きました。

そこでは、「ストレス」に焦点を当てて、
新しい生活環境に伴う変化に対して
ペットさんのメンタル的な負担を
どうやって最小限に抑えるか、
現実的なケアに絞っていました。

いわば、行動面でのアドバイスです。

実はこの出来事に、昨日は触れなかった
もう一つの側面があります。

「無意識の狡猾さ」です。


このことが理解できると、わりといろんな場面で
揺らがなくなったりするかもしれません。

善悪って何さ、ってなるかもしれません。

さあ、具体的に参りましょう。

「病気になることで、この猫さんが何を得たか」

無意識の領域では、結果(得たもの)こそが原因だと考えます。

経営者さん(赤ちゃんのお父さん)は、とっても重要な仕事をリスケして
猫さんを動物病院に連れて行ってあげていました。

「命には変えられない」とおっしゃっていました。
(ほんとに、こういう方なんです。誰に対しても気遣いがすごい!)

猫さんが得たものは???

・赤ちゃんにべったりだったお母さんの注目
・新規事業と育児のサポートでいっぱいいっぱいだったお父さんの、自分だけとの時間
・大好きな獣医さん
・外出

人間の(私の)浅い想像力からすると、こんなところでしょうか。
そして、経営者さんがむきーっとなっていたかも、
猫さんが獣医さんを好きかどうかも知りません。

このうちのどれか、もしくはいくつか、
あるいはぜんぜん違うもの。
いずれにせよ、何かしらの、猫さんにとっての
メリットがあったはずです。

「無意識」は、それを得るためなら、
自分を病気にだってしてしまうところがあります。

「猫さんかわいそ〜」って言ってたあなた、
チベットスナギツネ顔になってませんか(笑)

まあでも、猫さんが腕組みをして
「よし、病気になってやろう」
と考えてやったわけではないのですよ!!!!

「無」意識なんですから。

そして、だからといって獣医さんに連れて行かないとか、
治療しないという結論はぜったい違うと思います。
(西洋医学がいいのかホリスティックがいいのか、
といった選択はあるとしても)

結局、家族ができることは、昨日の記事のように
現実的な予防とストレスケア、という行動に帰結します。

無意識さんによからぬチャンスを与えないことが得策、ということですね。


で、です。

「え、ちょっとまって、だったら私のあのトラブルも…」

そうピンときた方、無意識の世界へようこそ

人間の場合は、そのあたりが実はもっと複雑で、

強い「意識(顕在意識)」とか
認知とか
記憶とか
言葉とか教育とか思い込みとか世間体とか愛とかあれとかこれとか

いろいろこんがらがって今の自分ができています。
だからこそ味わい深くて愛おしい存在でもあるのですが。

猫さんの不調のケースみたいなことを繰り返しながら
巧妙に隠したり屁理屈をつけてみたり無理に修正してみたり
他人のせいにしてみたりして、
「何が得たいのか」をはぐらかしてしまっているんです。

でもこれを紐解いていくと、
本当の、自分の願望に気づくことができます。

それは、動物のようにピュアな希求。

だってわたしたちも動物なんですから。
一番根っこの部分はおんなじなんだな、って思います。

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