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【ビジネス】高級派遣(コンサル)って③

どもども、おはこんばんは。
あにきです。

久々のnote更新です。

各シリーズごとにブラッシュアップするため戻ってきました。

今回はビジネスネタ、高級派遣(コンサル)のお話です。
②まで読んでいただいた方には、申し訳ないのですが当方中の人になりました。それも総合系Top企業のマネージャーで御座います。

で、いざ当事者になってみて今まで記事にしてきたこと振り返りどうか?と思い筆をとりました。

結論。接頭語が付きました。「クライアントを出世させるための派遣業」
であると。BtoBのサービス業も突き詰めるとこうなるのだなとしみじみ。

案件によりますがプロジェクトマネージャーをやらさせて頂き、思ったのですが、コンサルの真髄は単なる派遣による高精度高機能な書類作成能力に加えて如何に継続して同じクライアントからご指名を受けることにあるんですね。

その為に最も重要なのが、「クライアントの出世」です。

名指しで仕事取れないと我らコンサルタントは常に社内で次期案件を探さねばならなくなり、社内ニート≒クビと背中合わせになっちゃいますから。

そうならないようにクライアントにはきちんと出世コースに乗ってもらう。その為のクライアント内稟議資料作成補助も厭わない、次期や粒度、説明内容も常にウォッチして「クライアントが説明しやすいよう平坦で且つ一回り上の資料を作り続ける」ことがとっても重要になります。

実案件を例に上げると、とある自治体の案件のプロジェクトマネージャーに任命されたとします。一発目のクライアントミーティングでキーマンを把握しキーマンに刺さる資料を作るため、クライアントの業種業態情報、置かれた状況、そして専門性に裏打ちされた業界、業務知識、(加えて私の場合ITのモダンな知識)をアップデートし続けなければ予算は付きません。

予算がついたら付いたで、予算執行のためにクライアントの代わりにRFI (情報提供依頼書、情報要求書)、RFP(Request for proposal、提案依頼書)を高精度で書く。
更に、公募時には自社で案件を獲得しデリバリ(開発等)を行う。
デリバリした施策やシステムをきちんと使われるモノとしクライアントのキーマンが社内で「デキル人」へ仕立てる。

これには、キーマンを即時に見極める能力がとっても重要になります。

高級派遣と揶揄しながらも求められる水準は高かった。

そんなお話でした。

次は実際戦略コンサルティングからIT、業務各種コンサルティング業務の実態を赤裸々に書こうかと思います。

ではでは。

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