最近の記事

漫画感想2

君はもう読んだか…?いまSNSで最も熱い漫画……K2を…! というわけで、真船一雄先生の『K2』(ケーツー)の感想です。 私もこの無料公開の波に乗って一気読みしたクチですが、実は前作の『スーパードクターK』は実家に全巻あり、小さい頃に繰り返し読んだ思い出の漫画でした。K2も確か1巻だけ家にあった気がする。当時読んだときは「こりゃまたKAZUYA先生とずいぶん毛色が違うKが出てきたな…」と思った覚えがあります。KAZUYA先生と比べるとかなりスタイリッシュというか、目元もシュ

    • 漫画感想

      篠原健太先生のWITCH WATCH(ウィッチウォッチ)の感想です。 篠原先生の前作であるスケットダンスも彼方のアストラも好きなので、ウィッチウォッチの連載が始まったときも絶対面白いじゃん!!!!と思いつつ手を出さないでいたのですが、公式ツイッターが最近バズったのをキッカケにええい!と勢いで買ってしまいました。 というわけで以下現在出ている6巻までのネタバレを微妙に含みます。 物語の大筋は、魔女であるニコちゃんが高校に通いながら、一人前の魔女として成長するために魔法を使っ

      • 学生時代お世話になっていた恩師から本が届いた

        当時、先生は私の地元の民間伝承を研究しており、私と、私の友人の2名でその研究の手伝いをしていた。 現地調査の際の写真撮影や、地図の作成、地元の方との通訳が主な仕事だった(先生は東京出身で、方言がさっぱり聞き取れなかった)。対象となる地域がかなり山奥だったので、そこへ行くたびに本格的な登山になり、夏は汗だくになりながらの調査だった。 届いた本を開き、苦心して書いた手書きの地図や現地の写真を見た途端、もう何年も前の当時の記憶が次々と思い出された。 地元の方へのインタビューで座

        • 紅茶が飲めなくなった話

          小さい頃、紅茶花伝が大好きだった。 今も好きなことに変わりはないのだが、「だった」と過去形にしているのは、ある時を境に紅茶花伝が一切飲めなくなってしまったからだ。 確か7.8歳くらいの記憶だったと思う。 家族で出かけた帰り道、「家までもう少しかかるから飲み物を買っていこうか」と道端の自販機に立ち寄った。当時のわたしはがきんちょなりに、親に何か買ってもらうことに引け目のようなものを感じていたので(今ならそれがまったくもって余計な心配だということがわかる)、スーパーで買った方

        漫画感想2

          思えば人生でタイトルをつける機会って同人誌くらいしかない

          ここ数年、自分の考えをうまく文章化できるようになりたいな〜とぼんやり思っていたので、noteを始めました。 自分の考えを文章化したいというか、文章を書く習慣を付けることによって何かをインプットしたときにアレコレ考えられるようになりたい、と言った方が正確かもしれない。 というのも、自分のツイートを振り返ってみると、面白い作品を読んだときの反応が基本「〇〇、おもしれ〜〜😄」の1パターンしかなくて…。 これが例えば「キャラの言動に一貫性があってここの意外な展開にも説得力がちゃんと

          思えば人生でタイトルをつける機会って同人誌くらいしかない