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"疲労の原因"は「乳酸」じゃなかった!

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  私もそうですが、「乳酸は疲労の原因」という考え方がされていましたが、現在では乳酸が疲労を起こすという考えは間違いであるとされています。

 高負荷の運動時に、糖質がエネルギーとして使われる際に乳酸が産生され、筋肉の細胞のエネルギー源として再利用されることがわかっています。 運動中の脳内でも神経細胞のエネルギー源として乳酸が働くことも確認されています。

 疲労の原因となるのは、活性酸素による酸化ストレス
疲労は、肉体的疲労、精神的疲労、神経的疲労の3つに大きく分けることができます。

 疲労が蓄積すると防衛反応としてステロイドホルモンが分泌され、血管の老化による動脈硬化(心筋梗塞、脳梗塞など)やインスリン抵抗性による高血糖・肥満などのリスクが高まり、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病、メタボを発症しやすくなります。
 さらに、免疫力の低下により、ガンの発症も。

 この「疲労の蓄積」の原因の一つは、体の「糖化(老化)」と言われています。
 糖化(老化)は、食事などから摂った余分な糖質が体内のたんぱく質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象。
 老化物質AGE(終末糖化産物) は、タンパク質と糖が加熱されてできた物質。一度たまると、除去は望み薄(汗)。

 ◆強力老化物質AGE の4大悪食材
ベーコンは最強のAGE値で、から揚げなどの10倍。
ワッフルやパンケーキは、バターなどを高温調理。
から揚げやトンカツ、牛ステーキは鶏肉の水炊きの10倍のAGE。
フライドポテト、ポテトチップスは、AGEと高コレストロールの塊。

 糖化(老化)で、免疫力が落ち、大幅に体調が低下しているのですから、元気ハツラツというわけにはいきませんね(汗)

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 疲労の回復方法
休養や睡眠
食事による栄養補給
 
1)もちろん、エネルギー源の糖質(炭水化物)の摂取は必須ですね。

 2)疲労回復の決め手は、ビタミンB群
 特に重要なのは、主要なエネルギー源である炭水化物を分解してサイクルに取り込む過程で必要とされるビタミンB1
 ビタミンB1を多く含む食材は、豚肉、大豆食品、ウナギの蒲焼き、玄米など。

  3)疲労回復に鶏むね肉(イミダペプチド)
 疲労回復効果があるとされる、選りすぐりの食品成分23種(ビタミンC、クエン酸、オルニチン、コエンザイムQ10など)を比較調査した研究報告で、1位の座を獲得したのが、渡り鳥のむね肉に多く含まれる「イミダペプチド」です。
 1万キロもの長距離飛行をする渡り鳥達のスタミナ源(疲労回復効果)の「イミダペプチド」
 人間での飲料テストでも抜群の疲労回復効果を示しました。

  4)抗糖化食材の「ショウガニンニク」の摂取。
 なかでも、ショウガ(生姜)は、抜群の抗糖化作用を持ち、また、抗酸化作用も持つためアンチエイジングにダブルで効果の優れもの。
 また、ニンニクの成分のアリシンは、抗糖化作用と抗酸化作用を持ち、抗ウィルス作用ももつスーパー食材ですね。もちろんスタミナアップも。

    ➡ ■アメブロ「不健康老人の若返りダイエット日記」

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