長寿と不老不死!　「メトホルミン、NMN」

　世界のIT長者たちが、「不老不死ビジネス」の数兆円の市場を夢見て、参入中ですね。

　老化を防ぎ、「長寿と不老不死」への基本は、体内に蓄積してゆく老化細胞の除去。
　腸内フローラを万全にして、免疫力を上げると、免疫細胞(自然免疫)のマクロファージなどが活性化して、老化細胞を食べてタンパク質などの栄養素に変えてくれます。

　しかし、腸内フローラの万全化は、なかなか大変ですね。
私(70歳)の場合は、数年間の腸内フローラの万全化努力が、たった1回の"ジャガイモ食中毒"で崩壊しました(涙)

　やはり、「長寿と不老不死」をもたらす"食材や成分"を摂取するのが簡単ですね。

　実は、「長寿と不老不死」をもたらす"食材や成分"がすでに、発見されて、実際に提供されています。
　それは

「メトホルミンとNMN」

　です。

①メトホルミン(糖尿病の治療薬)

　世界で「メトホルミン」が寿命を大幅にのばし、「糖尿病」やガン、アルツハイマーに効果的と、脚光を浴びてますね。

　糖尿病患者でメトホルミン服用者は、別の薬の服用者より「８年長生き」という結果に世界がガクゼン。
　「メトホルミン」のマウス投与実験では、寿命が40%も増加。これは、人間換算では「20年の寿命延長」効果とか。

　メトホルミンは細胞内の酸素分子をわずかに増やし、細胞を活性化。増やし過ぎると老化がはじまるので、絶妙なメトホルミンの効果ですね。

　米国食品医薬局(FDA)が、世界初となるアンチエイジング薬の臨床試験を許可。そのため、大規模なメトホルミンの長寿効果の検証実験が2016年初頭から開始されました。
　米国の政府機関も、糖尿病には、副作用の多い新薬より「メトホルミン」の使用を優先するようにと指針を示しました。

　安価(1日8円)な「メトホルミン」

　60年前から使用されていて安全性もバッチリなのに全然普及しない理由は
　　たった8円/日　という激安な薬のため
　この激安さでは、医療機関も製薬会社も全然儲からず、採用しません(汗)。

　そのため日本では、過去の薬害のウワサ(「乳酸アシドーシス」という副作用)で本格採用には批判的(薬会社や病院の利益が減少)で、日本での糖尿病施薬は、副作用のある新薬や太るSU剤が主流ですね。
　米国でも、4割の病院でメトホルミンを施薬せず、新薬で数10倍の薬代金を支払わされているとか(汗)。

　稀に起こる副作用の「乳酸アシドーシス」ですが、すでに対策ができて解決されています。

②ＮＭＮ

　"ホリエモン"や世界のセレブたちが愛用する「若返りの秘薬ＮＭＮ」。

　ワシントン大学教授の今井眞一郎が、マウス実験で糖尿病に劇的な治療効果を上げたNMN（ニコチンアミド・モノヌクレオチド）という物質が、究極で万能の「若返り」物質ということが判明。

　「NMN」は糖尿病に限らずさまざまな臓器や眼、さらには脳などの老化に伴う症状を改善し、NMNの投与が、全身の機能を保持し高めるのに劇的な効果があると判明。

　加齢で減少する血液中の酵素を、老化したマウスに注射すると、身体活動が活発になり、寿命を延ばすことを日米研究チームが突き止めた。
　加齢で減る「NAD（ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド）」という物質を体内で合成するのが、NAMPTと呼ばれる酵素。

　高齢のマウス2匹を使い、一方のマウスにのみNAMPTを3ヵ月与え続けるという実験をしたところ、NAMPTを与えたマウスはもう一方のマウスに比べ、寿命が16％アップし、体毛はつやつやと生え揃うなど、その差は見た目にもはっきりと表れた。

　また、NAMPTの量を保つと、体の活動レベルが人間で例えると50代から20代に若返るような作用が認められた。
　つまり、「30歳若返り」というわけですね。

　このＮＭＮには、寿命延長(若がえり)だけでなく数々の効果が期待されています。
①ダイエット効果
②糖尿病対策
　血糖値やコレステロール、中性脂肪値を下げる効果
③老化防止(若返り効果)
④視力の回復
⑤免疫力のアップ
⑥骨粗しょう症の防止
　などと、まるで万能薬みたいですね。

　そのＮＭＮを多く含む食材は
★枝豆(大豆食品)
★ブロッコリー
★アボカド
　また、ナイアシンからＮＭＮが作られるため、ナイアシンの多い「青魚」の摂取も有効ですね。

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