赤身肉(豚、牛)によるガンの原因は「糖分(Neu5Gc)」
加工肉や豚や牛(家畜)の赤身肉には、発がん性があり、摂取制限が推奨されています。
その発がんの原因物質は
①ヘム (赤身肉の赤い色素)
②肉を加熱すると出来る環式アミン
③加工肉の防腐目的の「硝酸塩と亜硝酸塩」
が特定されていました。
それが今回、新たな発がん候補として確定したのが「糖分のNeu5Gc」。
「糖分のNeu5Gc」は、大半の動物に含まれているものの、人間には含まれていません。
そのため、赤身肉などを摂取すると、「糖分のNeu5Gc」に対する免疫反応が起こり、体に炎症が発生。
その結果、ガン化が進むものと、マウス実験から推定されています。
この特殊な糖分は赤身肉(豚肉、牛肉、その他の家畜)、牛乳や一部のチーズに含まれています。
加工肉については「人に対して発がん性がある(Group1)」と認定されていて、同じグループの癌による死者数は
喫煙に起因する全世界のがん死亡は年間100万であったのに対し、アルコールは60万、大気汚染は20万、加工肉では3万4千人と発表されています。
赤身肉は、「おそらく人に対して発がん性がある(Group2A)」と判定されています。
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