夜行列車でイタリアを旅したおはなし 旅の総括

こんにちは!オダマキです。

春休みを使って、イタリアを一人旅してきました。
夜行列車を使って3都市周遊の一人旅。

ヴェネチア編 ローマ編 ミラノ編 公開中です。ぜひお読みください!



旅の総括


三都市を一気に巡ってわかったことは、イタリア国内でも都市によって同じ国とは思えないくらいに建物の様子や街の雰囲気が違うということ。

たとえば、水の都・ヴェネチア

水上バスやゴンドラが運河を常に往来し、どこを切り取っても絵になる風景。高級感溢れる空間ですが、少し外れた場所に行くと生活感あふれる下町の景色に巡り会えます。

あまりにも人が多すぎたローマ
ぶらぶらお散歩していると、突然古代の遺跡が目に飛び込んできて驚きました。 eパラティーノの丘、という場所だそうです。

古代の猛々しい遺跡が残る一方で、システィーナ礼拝堂やトレビの泉、ヴェネチア広場などまさしく豪華絢爛を極めた建築も魅力十分です。


ミラノは、イタリアで訪れた街の中で一番落ち着いた街でした。
ミラノ大聖堂は、私が今まで訪れた約20の聖堂建築のなかで最も美しい教会です。刺繍のように美しい彫刻や、細やかに彩られた大きなステンドグラス・長い歴史と、その建築にかけられた膨大な手間と時間に圧倒されます。

素敵なカフェや高級ブランドが立ち並ぶガレリアは、社会人になってお金に余裕ができたら是非とももう一度行きたい場所です。


「トレビの泉に背中を向けて、肩越しにコインを投げるともう一度イタリアに戻って来られる」という言い伝えがあります。

私ももちろん投げました。

でも次は、もっと落ち着いた田舎町に行ってみたいなあと思います。

ローマのあまりの人ごみと露天商の胡散臭さに、一瞬イタリアを嫌いになりかけました。ですがパリ=フランスではないように、ローマやヴェネチアといった超有名観光地ではイタリアの「本当の姿」を見ることはできないと思うからです。


夜行列車

高校生の時に現代文の授業でシベリア鉄道を知ってから、寝台列車で旅をすることが夢でした。

8ヶ月間の留学で、寝台列車には合計3回乗りました。
憧れの寝台列車が、身近で手軽な旅行手段のヨーロッパ。羨ましいです。

ちなみに1回目の寝台列車はパリ〜ニース間で利用しました。

イタリアの寝台列車はフランスよりも快適サービスも充実していると思います!

フランスの二等車が3段構成なのに対し、イタリアは2段構成。
天井にゆとりがあるだけで心の余裕が全く変わってきます。

車両もとっても綺麗でした。イタリアは全体的に電車がすごく綺麗!!

感激したのは朝に乗務員さんがジュースとお菓子、コーヒーを配ってくれたこと。こういう何気ないサービスって、すっごくワクワクするんですよね。

歌いながらジュースをポイポイと配っていく様に陽気なイタリア人の気質を感じました。

時間とお金の節約にもなりますし、日本ではなかなかできない特別な思い出になりました。
ぜひ皆さんも、寝台列車、乗ってみてください!


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