140字小説「蒼」
深い深い海の底
太古の記憶を宿したアンモナイトが呟く
『水底に届く微かな光
果てしなく深い蒼
ここはまるで宇宙のようだ』
高い高い空の上
夜空で瞬く星が囁く
『街を照らす仄かな月灯り
果てしなく深い蒼
ここはまるで水底のようだ』
海と空が溶け合う場所で
ふたりが出逢ったら
きっと仲良くなれるはず
***
今日のお題は「深海・空・記憶」でした。
18/100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
深い深い海の底
太古の記憶を宿したアンモナイトが呟く
『水底に届く微かな光
果てしなく深い蒼
ここはまるで宇宙のようだ』
高い高い空の上
夜空で瞬く星が囁く
『街を照らす仄かな月灯り
果てしなく深い蒼
ここはまるで水底のようだ』
海と空が溶け合う場所で
ふたりが出逢ったら
きっと仲良くなれるはず
***
今日のお題は「深海・空・記憶」でした。
18/100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?