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ロックなロマンスに心を奪われた、その後。

こんにちは、hirokoです。
今日は、先日心を奪われた宮本浩次さん…その後。

これ以来、結構な頻度で動画を見て、音源を聴いている。
ここ数日は、TVで宮本氏の生歌唱に触れるたびに…泣いている。

なんだろう、この人の声。
いわゆる「美しい声」「綺麗な歌声」というのとは違う。
なんというか、言葉の奥、行間の、言葉にならないものまで聞こえてくるようで、心が揺さぶられる。鷲掴みにされる。
気がつくと、泣いてしまっているのだ。

カバーなんだけど。
原曲や歌詞をすごく大事にして、丁寧に扱っているんだけど。
原曲への愛が、びしばし伝わってくるんだけど。
全然違う次元の作品になってるのが、すごい。

そして、目を奪われるあの動き、あの表情、あのパフォーマンス。
なのに、乙女を感じる不思議。

純情で無垢で可憐。
一途な情熱と刹那。
そこに見え隠れする狂気。
純粋で、綺麗で、優しいだけじゃない。
その切実な激しさ、生々しさが胸に迫る。

どの曲も、生々しいと同時に、生命力に溢れ、生き生きとしている。
そんなふうにも思う。

「異邦人」。大好きな曲。
異国の市場の喧騒が思い浮かぶ原曲。
このアレンジはもっと壮大。
滅亡後の地球か、それとも別の星か。
異邦人というより異星人、な感じがする。
異星に降り立った神のようにも見えるなぁ。

生の歌唱の迫力がすごすぎて、CDを買えずにいるのだけど。
初回限定の「弾き語りデモ」が気になる。
好きだった岩崎宏美さんの「思秋期」を、宮本さんの声で聴いてみたい。

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