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【No.29】自腹でも留学したいと思った学校ベスト3~後編

前回は、セブで個人的にイチオシの学校、ファーストイングリッシュを紹介した。今回は、マニラ、バギオの学校を紹介しよう。

おススメその2 PICO(マニラ アラバン地区)

マニラのアキノ国際空港から高速道路を使って車で約20分。モンテンルパ市のアラバンにある、PICOという語学学校。ちなみにアラバンは、日本企業も多く進出する、治安がよく高級感のあるビジネスエリア。

PICOは、受講前にスカイプで1時間程度の面接があり、それをもとに生徒さん一人ひとりに合ったカリキュラムを作ってくれるのが特徴。

先生は全員が教師免許を持ち、英国ケンブリッジ大学認定CELTA(Certificate in English Language Teaching to Adults)の受講者。ベテランぞろいなので話題も豊富。経験を積んだ企業人の生徒さんも多いので、その点はポイントが高い。若い先生が多い学校は、活気があっていいのだが、フリートークのときに知的な会話を楽しめないな、というのは他の学校でちょっと感じたことだ。

生徒さんは企業から派遣されてくる方が多く、校内は大人の雰囲気。会社のお金で来るだけに真剣度も高い。まわりの雰囲気というのも勉強には重要で、真剣度の高いクラスメイトが多いほうが、勉強のモチベーションはあがる。

住環境も完璧。

学生寮は、シャワー、トイレ、キッチン付きの快適なワンルーム。他の学校にはなかったけれどテレビもある。テレビは勉強のじゃまになるという説は一理あるが、英語のニュースやドラマを流しっぱなしにしておくと耳が慣れるので、やはりあるほうがいいなと思う。

学校から徒歩数分のところにある高級ホテルを選択することもできる。プールやレストランなど、ホテルの施設設備も当然使える。かといって費用もそれほど高くないのは魅力。

ただ、校舎と寮が同じ敷地になるワンストップ型の学校と異なり、徒歩数分とはいえ、通学があるのが面倒といえば面倒(忘れ物を気軽に取りに行けないといったレベルだが…)。

おススメその3 BECI(バギオ)

BECIは、マニラ国際空港から陸路で約6時間、標高1500メートルの高地、バギオにある。中心街からはタクシーで30分くらいの高級住宅地にあるスパルタ式の学校。周囲に遊ぶものが何もなく、勉強に集中したい人にはとくにおすすめ。

学校は、広いキャンパス内に、教室、学生寮、よく手入れされた庭や芝の広場がある。学生寮は傾斜地に建っているため、窓からの眺めは最高。最上階にある広々したラウンジからは素晴らしいマウンテンビューが楽しめる。

BECIの特徴はスピーキングに特化したプログラム。1カ月の集中発音矯正プログラム+スピーキング特訓がおすすめだ。スピーキング特訓は、英語で会話しているところをビデオに取り、すべての発言を書き起こした上で、よく間違う点や文法の弱点を分析・矯正される。厳しいが確実に成果があがる自信のプログラムだ。

韓国資本の学校のため、日本資本の学校よりも、生徒の国籍に多様性がある。韓国、台湾、ベトナム、ロシア、アフリカなど、いろいろな国籍の人と知り合えるのは魅力。

強いて難点を言えば、食事がちょっと質素かもしれない。

以上がベスト3。

他にもいい学校はたくさんなるが、キリがないのでここまで。

いずれにせよ、完璧な人間がいないのと同じで、どこの学校にも良い面、悪い面がある。でも、せっかく留学するのだから、悪い面には目をつぶって、良い面を徹底的に利用するのが成功のポイントではないかと思う。

どこがいい、というより、自分がどこまで頑張るかが全てではないかと思う。

長々と、私の英語修業の日々について語ってきたが(後半はほとんどフィリピンの話になったけど…)次回は、最終回(多分)。で、修業して結局どうなのよ、これからどうするのよ、ということを書こうと思います。

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