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タロットと夢と現実が連動しながらプロセスは進む


このスプレッドは昨日の朝、展開したもの。まだ身体がだるく感じていて、スズメバチの夢を見て、火照るということについて考えていた時のものです。

1.未来 ソード プリンス
2.現在 Ⅷ Adjustment
3.過去 ディスク クイーン 逆位置


未来のソードのプリンスは初めて出てきました。前に進みつつ、切り開こうとしているというようなイメージでしょうか。ソードなので、風ですし、サインでは水瓶座です。不動宮らしく、ゆっくりと進む感じです。

そして現在の位置に大アルカナⅧ Adjustment 調整。

このカード、ライダー版、マルセイユ版なら、Justice 正義ですが、トートではAdjustment 調整ということで、少しニュアンスが違い、バランス調整するというような意味合いが強いのかなと思います。

剣は持ってますが、ジャスティスのように剣を振りかざすのではなく、剣に乗って身体全体でバランスを取ろうとしているように見えます。とても理性的な感じがします。

また天秤も手に持っているのではなくて、身体全体が天秤と化しているようなので、やはり裁くという要素ではなく、身体でバランスを取り、調整するというところが、このカードの意味なのかなと思います。

そして、過去の位置にはディスクのクイーンの逆位置。

地サインのディスクの最高位ということで、山羊の絵もありますし、山羊座ですね。活動宮なので、パッと動くし、パッとやれる。きちんとコントロールして、全体も把握してるというような感じ。

ディスク(地のサイン)はどちらかと言うと土着的で、本能的、肉体的でもある感じ。たしかに踊りにしても、農にしても、クイーンはそれを極めた者というような雰囲気があります。

それに対してソード(風のサイン)は思考的、理知的な領域。ソードのプリンスは水瓶座なので、山羊座で作ったシステムを、しっかり仕組みを調べて、より良くするためのバージョンアップを推進させていく感じかもしれません。

現在で調整することで、過去の土着的、本能的、肉体的なことをやっていた時代から、思考的、知的なことに向き合い、そこを高めていく時代になっていくということかもしれないと思います。

このソードのプリンスも車に乗っています。車には正八面体が描かれていて、背中には黄色い玉のような、翼のようなものが見えています。

また手綱の先には自らの分身というような、三人の小さな自分が車を引っ張っているという構図。

どちらかと言うと統制が取れていないけれど、いろんなアイデアを思いっきり色々とやってみるという自由度はあるのもしれません。どんどんアイデアを具現化して、世界に切り込んでいくみたいな感じでしょうか。

そして、昨日の午前中には、お米の発送準備を整え終え、午後からはまたゆっくりと過ごしました。そして夜になってから並べたのがこのスプレッドです。

1.未来 カップ8 Indolence 怠惰
2.現在 カップ7 Debauch 堕落
3.過去 ソード 7 Futility 無益


これまた、3枚とも挑戦カードですね。3枚ともというのは初めてで、なんだか意味をしっかりと味わう必要があると思いました。

未来はカップの8 Indolence 怠惰。8個あるカップのうち2個だけにしか水が入っていないというもの。後ろの景色は暗い海、水平線は微かに赤みを帯びている。これを朝焼けと見るか、夕焼けと見るかで、ストーリーは変わるような気がしました。

また、全部を満たせていないというところ、壊れたカップというところに焦点を当てるのか、2個の満たされたカップがあるというところに焦点を当てるのか、、、それも大事なポイントかも知れません。

現在の位置のカップの7はDebauch 堕落、逃避、妄想というような意味のカード。

感情に溺れること、中毒、依存というようなことでしょうか。

そういう観点から見ると、最近甘いものを食べる量が多いかも知れません。動くのが億劫な時に、ドーピング的に、甘いものを食べて動くというようなところがあって、少し今までに比べたら量が多くなっているということには気がついていました。

そう思ってこの絵を見ていたら、昨日の夢の中で、松の木の各枝にスズメバチが数匹ずつ集まっているというイメージが、このカップの7のイメージに、構図的にとても似ているということに気が付きました。

カップのある位置がスズメバチの集まっているところです。

少し離れたところから、窓越しに見ているわけですが、色合い的にもとても似ていると思いました。もしかしたら、甘いものをドーピング的に食べるということも関係あるのかも知れません。

たしかにここ数日、量が多かったと思います。このままの状態だと、やがてカップの8になるよという警告でしょうか? なるほどと思いました。

過去の位置には、これももうおなじみとなった感じのある、ソード 7 Futility 無益ですが、これはやはり自分の意志に対して、反対向きのたくさんの剣が邪魔をしていて、前に進むためには戦わないと進めなかったという信じ込みを示しているように思いました。

スムーズに進めないから、「すずめ」で、スズメバチなのかと、ふっと思い浮かびましたが、さすがにこれは飛躍しすぎでしょうか?

また、反対向きの剣がスズメバチとして現れたということもあるかも知れません。

そういう意味では、このスプレッドは今の自分の状況に対して、とても客観的な視点を提供してくれていると言えそうです。

無理して前に進むというのは違うということかも知れませんね。

たとえ流れの中であっても、プロセスであっても、ドーピングしてなんとか通すというようなやり方は違うということ。義務的にやらねばならぬというような進み方は違うということでしょう。

もっとおおらかにこの流れを感じて、味わいながら進もうとすれば、スズメバチは消えて、豊かな流れが復活するのかなと思いました。

今、朝の4時くらいにこれを書いています。先程目覚めた時には、何かを準備している夢を見ていました。

家にいて、何かを準備しながら、部屋の中を見渡すと、ダイニングが広くて、おしゃれな雰囲気で、このまま喫茶店になりそうだなと思いました。

パートナーがいて、お茶を入れてくれたので、テーブルにタロットを広げて、彼女のためにスプレッドを広げたりして、ゆったりとした時間が感じられるひとときでした。

昨日からの流れを振り返りながら、昨日の夢と、今日の夢のことも反芻しながら、ゆっくりと進もうと思います。そして甘いものは減らして、また散歩をしましょう。 

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