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00. ことはじめに

今のところ、私の人生と子育ては、楽しいより苦しいが勝っている。心は死にかけ、自分が望みを賭けてできた新しい家族にも、いつ悲劇が起きても不思議ない、という時もあった。

今は、私の心と私の家族を、長谷川博一先生を中心に、多くの人が支えてくださっている。消せない苦しみが時おり押し寄せてきても、助けてくれる人がある、というのはとても有り難い。ここまで辿り着くのに、どれだけの時間と労力がかかっただろう。危なっかしい息子を育てながら、仕事に追い立てられながら、何度も絶望してきた。

世の中を見渡せば、重度と呼ばれるお子さんをもちながら、子育て・家事・仕事に、奮闘している親御さんは大勢いる。目耳を覆いたくなるような虐待を受けても、力強く社会で生きている方々も。でも、だからと言って、私が苦しいと感じることは許されないことではない。私の苦しみを自分だけでも認めてあげることが、大切なのだとカウンセリングを通して知った。

手に負えない息子に振り回され、自分たち母子の助けになる情報や機関をひたすら探した。相談や通所も複数したけれど、何年も事態は好転しなかった。このnoteは、拙い文章だけれど、そんな私と同じように苦しく子育てをしている人に届いたらいいな、と思う(ひょっとしたら、一番届けたい相手は3年前の自分なのかもしれないけれど)。

また、私を助けてくれた「こころぎふ臨床心理センター」と長谷川先生を、微力でも手助けしたいという願いがあった。どんな悩みでも、もし長谷川先生に会うことを躊躇している人がいたら、「10. 長谷川博一先生…どんな人? 」を読んでほしい。私が自信を持って「長谷川先生に話を聞いてもらって」と背中を押したい。

※申し上げるまでもないですが個人の感想です。遅筆ですが順不同でupしていく予定です。あなたの何かの役に立てば…

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