赤ちゃんに優しい病院で出産し鬱になりかけた話2~何故そこで出産することになったか~

「産院選びは大事だよ」とよく言われますが、出産・入院をしてその言葉が身に染みます。

私は28週までは川崎市に住んでおり、個人病院に通院していましたが、29週の時は実家の近くに引っ越ししました。
引っ越しした地域では出産できる病院が2つしかありません。
一つ目は、私が出産したBFH認定の病院で、平日なら無痛分娩が可能で、何かあった時でも最先端の医療器具があり安心の総合病院。二つ目は、個室確約だが、自然分娩のみの病院でした。
一つ目は家から車で15分。
二つ目は家から車で30分。
すぐ近くに助産院もありましたが、もし何かあった場合搬送されるのは上記2つの病院でした。

初産婦の私は、出産することが怖く、無痛分娩が可能で、家から一番近い病院で、最先端の器具がある総合病院を真っ先に選びました。そのときは、BFHのことは気に止めてませんでした。
転院した際に、まず病室に目についたのは、母乳育児成功のための10か条の看板。
その中には、
6、医学的な必要がないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと
7、母子同室にする。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすること
のようなものもあります。

私はその時にん?と思えば良かったのですが、重要であればミルクをもらえるんだ、母子同室でも頼めば預かってくれるだろうと勝手に脳内変換していました。

その時私は必要なければ、赤ちゃんがどんなにお腹が空いて泣きわめこうが糖水等はもらえないことを気づいていませんでした。。

私はよくBFHのことを理解しないまま、8月に出産を迎えることになります。

※恐れ入りますが、無断転載はしないでください。また、こちらの記事は私個人の経験と意見となります