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守る、ということ

守る、には色んな対象があると思っていて。
私は昔、もしかしたら今もかもしれないけれど、自分を守ることができていなかったと思っている。

私の中での大切な言葉の1つに、「自分の味方は自分。」がある。

私は、小さなころ自信がなく内側にこもっている、そんな子どもだった。
内気、ではないけれど、あまり自分から何かを言うことはなく、「うんうん。」と聞いていたような子どもだった。
中学や高校になり反抗期があり、自我の主張が強く、そしてそれを認めてもらえないことが悲しかった日々だった。

大学に行き、様々な人に出会い、自分を見る目が変わった。自分に自分で籠を付けていたのは自分だったのだと気づけたことが多くあった。
意外と、できることも似合う服も髪型もあるものだと知った。その反面、寂しさに埋もれることが多く、自分以外のものでこの寂しさを埋めようと必死だった。
大学院生になり、この寂しさと向き合うことができ、自分の中でどうにか対処できるようになっていった。
その後、母とのことやうつ病になったことで全てが覆されながら今に至っている。

そんな人生を通して、今、思える、守ること、とは。

自分を守ることは、自分の味方でいることであり、自分を大切にしてあげることだと思ったのだ。

自傷行為は物理的に体を傷つけているが、自分で自分を否定することも自分を傷つけているのではないかと感じる。

「こんな自分じゃだめだ。」そう思うことは自分を否定し、ひいては自分の存在をも否定していることにつながる気がしている。

自分の意思を、体からのSOSも尊重してあげることが自分を守り大切にすることに繋がるのではないか、と思うのだ。

自分を大切にすること、守ること、それは簡単なことではないと思う。
でもふとした瞬間に、守ることを思い出し、少しでも自分を守ってあげれたらと思う。

傷つけたくなることも、否定したくなることも沢山あるけれど。
それでも、たまには自分を抱きしめ、自分を大切にしてあげたいと思った。

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