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全力だけが頑張るということではない

ゆるゆるのんびり生きていきたい、という話をしたときに、頑張っている人や一生懸命な人、必死な人、そういう全力に人は集まってくるのではないか、という言葉を返された。私のやり方では人は集まらないし、応援してくれない、と。

確かにがむしゃらに、必死に頑張る姿はかっこいい。応援したくなるし、人が集まる。全力で頑張ることの意味も、私なりには理解しているつもりだ。それにどれだけの価値があるのかも。

ただそれをふまえても、私はゆるゆるのんびり頑張りたいと思った。必要な時は全力を出すけど、いつもではなくて、普段はゆっくり時間が流れる人生を生きようと決めた。

人によってはきっと、私は「頑張ってない」ように見えるのだろう。夢や理想ばかり口にして、計画性もなく、だらけているようにも逃げているようにも見えるだろう。

そういう部分がないとは言わない。実際私は、たぶん多くの人が歩くルートを外れようとしている。私が思っていた「普通」を、自分で手放そうとしている。

全力で頑張る、耐えながら頑張る、苦しくても頑張る。これは私の人生の中で、私なりに経験をしてきた。だから今度は、ゆるゆる頑張る、を経験したいと思った。

それが周りにどんな風に見えても、私がそうやって頑張りたいと思った。全力だけが頑張るということじゃない。がむしゃらな姿だけが頑張った人の姿じゃない。のんびり、幸せに頑張る姿があってもいいと私は思う。そういう頑張り方もあると思う。

私は、私の頑張り方で、私の速度で、私の幸せを探していこう。


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