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あの失敗はあの時でよかったのかも

過去の失敗を思い出して叫びたくなることがある。わりとよくある。なんであんなことしちゃったんだろう、とんでもなく恥ずかしいことしちゃった、どうして間違えちゃったんだろうって思いが、突然湧き上がってくる。

そういう記憶を残しやすい性格もある。同じことでくよくよ悩んで、それは自分を苦しくさせるのに、自分でも嫌になるくらい昔のことが思い出される。

でも最近少しだけ思った。今も思い出しては発狂しそうになるけど、でもあの失敗は、あの時しておいてよかったなって。

今同じ失敗をしようものなら、もう耐えられない気がする。あんな恥ずかしいことに気づかない自分がいるなんて、耐えられない。気づいているからこそそう思うんだろうけど、あの時失敗してこんなに引きずるような経験をしたから、少なくとも今の私は同じ失敗はしないですんでいる。

叫ぶほど恥ずかしいのに、似たような失敗をしてしまうこともある。余計苦しい思いをすることもある。でもそうなったら今度は、その原因をもっと考える。どうしたら避けられるのかを、今まで以上に考えるようになる。

私はあまり「要領よく賢く」というタイプではないから、こうやってある程度痛い目見て、反省しながら少しずつ改善していくしかないんだろうな。叫びそうになりながら、落ち込んだりしながら、それを抱えてちょっとずつ乗り越えていく。そういう生き方をするんだろうな。


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