思い出すのはのっぺらぼう

のっぺらぼうと書いといて、「のっぺらぼう」って表現であってるのか少々不安に　そのくらい普段囁かないワードですけど　要は顔がないって言いたかったのです

最近偶然出会った人のことです　２度会う機会がありお喋りをしましたが、全く顔が思い出せない　

夏の仕業でしょうか

しかしその人は手だけが異様に印象的でした　

その後顏が思い出せないぶん手だけが独り歩きしました　肉厚な手と深爪な指で、なぜだか人ではないホビットを彷彿とさせました

実際映画の中のホビットの手がどうだったかなんて覚えていません　ただもう今となってはホビット化の一途です　

ところで当たり前の存在のごとく「ホビット」連発してますが、ご存じでしょうか　ホビット

昔流行った映画、ロードオブザリングに出てくる小さい種族の生き物です　記憶よみがえりましたか

ロードオブザリング三部作の後、上映された映画ホビット三部作はご覧になりましたか？

このころナターシャは海外にいましたので、日本で流行っていたのか否かは分かりませんが、結構ハマります（と言って当時も皆に触れ回りましたが、まわりの反応いまいちでした）

そしてロードオブザリングと同じく、すんごく長編です　覚悟がいります でもどうしようもなく暑すぎる休日などには、ダラダラのおともに最適かと　

話は戻ります　もう手だけが独り歩きして、しかも人間じゃなくホビット化している人のことです

そのことを何気なく友人に話したら、「顔が思い出せないのに、思い出す人って恋だよ」と天変地異な指摘を受けてどひゃーとなっております

ホビットだとばかり思っていたのに　ホビットだのに　恋ってホビットなのか　混乱

異性に対するあらゆるセンサーが崩壊しているので、その辺指摘されても確証も自信もないですしね

ナターシャ