![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96267992/rectangle_large_type_2_11e21e91e672cc5a916531f9df6e4bf1.jpeg?width=800)
委ねた手から拡がるせかい
繰り返し同じことを考えることは
悪いことではなくて、大事なことだから
なのだと思う
もちろんぜんぶがぜんぶそうではないけれど
詩を書き連ねて、書いたすぐそばから
私は忘れてしまう
いや、最初から覚えていないのだと思う
それを時々読み返してみると、
同じことばかり言っていると気づく
と、同時に
私が書いたことなのに私には浮かばないことば
と矛盾しているけれど、整理されたことを思う
それが更に朗読というかたちで
目ではなく耳から読み返すと、
より鮮明に感じる
客観的な私に、他者の色が加わって
それはもう私のものではなくなって
新しい作品となって耳に届く
◇
おやすみされていた、すーこさんが
戻られて朗読の募集をされていた
私はすぐにご依頼をした
すーこさんの朗読はとても素晴らしくて
ラジオドラマを聴いているかのよう
声で情報を伝えることは難しい
加えて、せかいを拡げて、絵を見せることは
もっと難しい
誰にでもできることではない
◇
昨日アップして頂いてすぐに聴いて
本当にすごいと思った
自分が書いたものであっても、そうではない
ような気がしたし、
自分で書いたものなのに、泣いてしまいそう
になった
(いや、ほとんど泣いていたのだけれど
自分で書いた稚拙なもので泣くのは何だか
いけないことのような気がしてとどまった)
前置きが長くなってしまったけれど
是非聴いてみて頂きたいなあと思い
言葉を連ねた
すーこさん、本当にありがとうございました
他の方の作品も素敵です
よろしければサポートをお願いします。自費出版(紙の本)の費用に充てたいと思います