はせがわかずや

うつ病/社会人/1989年生まれ

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うつ病/社会人/1989年生まれ

最近の記事

やっぱり僕はうつ病だ(#7 異動後の減薬)(ひとまず最終回)

1 前回までのまとめ 復職後、異動希望を伝え、異動が叶った。 2 異動後の生活サイクル 異動先は、自宅から遠く通勤時間は長かったものの、残業はあまりなく、比較的緩やかな環境だった。定時に帰れば、19時には帰宅でき、快適な生活が送れた。 帰って夕飯を食べ、ごろごろしながらテレビを見る。休日は遅めに起きて1日ぼーっとしたり遊びに出掛けたりと、これが文化的な生活なのだと思った。 仕事なので多少のストレスはあるものの、それまでから負担はかなり軽減された。 3 減薬希望 異

    • やっぱり僕はうつ病だ(#6 復職と異動)

      1 前回までのまとめ うつで休職後、復職トレーニングを受け、ようやく正式に復職するはこびとなった。 2 復職後すぐの仕事 復職トレーニングを終えた直後は、「ぼちぼち働けばいいよ 」と言われたものの、翌週には残業をしていた。 しかし、復職後の僕には残業が認められていないため、いわゆるサービス残業、いうなれば違法労働である。 ただし、休職前からザラにあったので、さほど気にはしていなかった。 また、残りはするものの、休職前よりは圧倒的に時間が少なくなったのは事実なので、む

      • やっぱり僕はうつ病だ(#5 復職トレーニング)

        1 前回までのまとめ うつで休職。朝起きて夜寝る、三食ご飯を食べるという普通の日常生活を送れるようになり、2ヶ月間の休職を経て復職することとなった。 2 復職の経緯 普通に生活できるようになったことに加え、このタイミングで復職をきめたのはもうひとつ理由があった。 私の職場のルールとして、休職3ヶ月間は給料が満額でることとなっていたのだ。大変ありがたい制度だと思う。 復職後はすぐ仕事に取り組むのではなく、1ヶ月間は、休職という形をとりながら時間を調整しながらトレーニング

        • やっぱり僕はうつ病だ(#4 休職)

          1 前回までの内容 心療内科でうつ病と診断された。 休職を要すると告げられ、僕は休職することになった。 2 病院からの指示 病院では、まずは日常生活を取り戻すように伝えられた。 朝起きて、三食ご飯を食べて、夜寝る生活を取り戻して初めて復帰のスタートラインに立てるとのこと。 拒食と不眠があった僕には、抗うつ剤2種類(1種類は朝3錠、もう1種類は夜1錠)に加え、睡眠薬と胃の働きを活性化する薬を処方された。 薬を大量にのみ始めると、いよいよ病気という感じがして嫌だったも

        やっぱり僕はうつ病だ(#7 異動後の減薬)(ひとまず最終回)

          やっぱり僕はうつ病だ(#3 心療内科へ)

          1 前回までのまとめ カウンセリングに限界を感じ、次の手段として心療内科を受診することを検討し始めた。 2 病院選び 実をいうと、この段階よりも前、カウンセリングを検討しているときに、既に心療内科に通うことを検討したことがあった。 しかし、どこも新規患者の受け入れは2ヶ月先。そんな悠長なことは言ってられないと思い、候補から外した経緯があった。 結果、カウンセリングへ通うことにしたのだが、限界を感じたため、再度、心療内科に通うことを考えた。 先輩に泣きついて1日休み

          やっぱり僕はうつ病だ(#3 心療内科へ)

          やっぱり僕はうつ病だ(#2 カウンセリング)

          僕は元々やせ形だったものの、仕事のストレスが進み、周りもひくほど痩せていった。 さすがに自分でも危機感を抱き、まずはカウンセリングに行くことにした。 1 カウンセリングの選定 カウンセリングと一口にいっても、いくつか種類がある。 市などの自治体が無料で対応してくれるもの、民間の有料のもの、職場が提携しているもの(有料、無料)。 医師が実施するものやその他様々な資格を持っている人が実施するもの。 正直、どの資格がなにをどこまでできるのかなどの専門的な話はわからなかったので

          やっぱり僕はうつ病だ(#2 カウンセリング)

          やっぱり僕はうつ病だ(#1うつのきざし)

          2016年、僕はうつ病になった。 結果から言うと、2021年の今でも治ってないし、きっと一生治らないだろう。 精神障がい者として、医療費の助成をもらっており、更新のたびにその自覚が襲ってくる。 職場が原因で発症したため、職場への不満等はもちろんあるものの、noteではうつ病になった経緯や通院や休職、その後の経過などに焦点を絞って書きたいと思う。 未来の自分に向けた備忘録程度のものだし、しかもあくまで僕のケースであり、うつ病の人が全員同じというわけではないし、うつ病の人

          やっぱり僕はうつ病だ(#1うつのきざし)