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【にじさんじ不破湊】「かわいそうなVtuberとあわれな厄介リスナー」Vtuberがさらなるメジャーな文化として機能するために必要なこと

前提となる記事はこちらです→https://note.com/aneks/n/n3c47e71c8274

思うに、Vtuberは非常に楽しいコンテンツだと思う。今後の飛躍が期待されるコンテンツではないかと思われる。
しかし、どの文化にも必ずある課題の一つとして、厄介ファン、ここでは厄介リスナーの存在があげられる。
厄介リスナーとは、例えばラブライブというアイドルアニメ(?)が過去にあったが、そのファンが迷惑行為をするということがあった。当時は、ラブライバー()と揶揄され、真摯にコンテンツを応援する大多数のファンにとっては悩みの種だったのではないかと思う。迷惑ラブライバー()たちは、街中の至るところで自らの自己顕示欲や承認欲求のため、迷惑行為を行い、一時ニュースにまで報道されるほどに迷惑行為を働いていた。
さて、前回の記事で私は、あくまでも一個人として配信を見た感想を書いたところ、少し過激な表現をしていた部分はあったが、それに対して、行間から悪意に満ちた罵倒を数多くいただいた。
特にまちがったことは書いていないが、あまりにも大量に沸いた擁護に困惑するしかなかった次第である。
中には、人格を否定するようなコメントや、私が趣味で出した動画にまで粘着する悪質なものまであった。正直、殺されるのではないかという恐怖すら感じるレベルだった。
書いた本人たちは、正義マンとして優越感を感じているのかも知れないが、書かれた方には事実と、それへの感想を書いただけでこのように罵倒され、私の中には恐怖しかなかった。

具体的に例をあげると、私が嫉妬しているということや今回の件で特に問題にしていない配信者のファンではないかと、そのたくましい想像力を駆使して妄想を膨らませ、挙句の果てに友達がいるかどうかといった話にまで及んだ。全く本質と無関係なうえ、わざと話題をそらそうとしているようにしか見えない。
これはあくまでも想像でしかないのだが、もしかするとこの不破湊という配信者が、過去に問題のある発言や行動をしており、それを掘り返されたくなかったということかも知れない。つまり、それが事実ならば、リスナーが総出で彼の問題を隠蔽しようとしているわけで、非常に悪質と言わざるを得ない。

また、私が炎上させようとしているという、これまた事実に基づかない妄想を披露していただいたコメントもあった。私がVtuberなら、たぶんクソマロとして処理される分類のものだろう。しかし、書き手の私からすれば、私は感想をただ書いただけで、その後に油をまき散らして、記事を問題化しようとしたのはコメントを投稿した自称リスナーであり、本当に不破くんのリスナーなのか疑うレベルだった(ちなみに本当に不破くんのリスナーかは全くわからない)。コメント欄では、「ふわっちー♡」と言いつつ、裏ではこのような罵倒をする二面性のある、狂暴なリスナーという印象を受けた。ただの感想文に燃料を投下して、問題を大きくしようとしているのは、このコメントを投稿した人たちの方だろう。本当に日ごろから見ているならば、例え内輪の感覚でも、キャリーのように視聴者に悪印象を残しうる行動は慎むべきだったと言うべきではないだろうか。

さらに、ただの感想文のつもりで書いたことはすでに書いたとおりだが、これに対して、もっとしっかりと調査しろなどというコメントもある。感想文だし、営利でやっているわけではない、私にいったい何を求めているのかと問うと、無料だから丁寧に調査しろなどという、およそコストリターンの均衡しない要求をするコメントもあった。
なぜ、営利でもないような、ツイートを長文化しただけのものに、そこまでのコストを支払わなければならないのか。ツイートをするときにさすがにそこまでしっかりと調査して書いているやつがいるなら、さすがにそれはもはや関わり合いになりたくないレベルの頭のおかしさと言えるだろう。
コメント全体の傾向として、配信者がやることは全て正義だが、それを批判するやつは全て悪という、頭が溶けているのではないかと疑いたくなるレベルのコメントが大半で、暗澹たる気持ちになったことは想像に難くない。
さらに驚いたことに、この自称リスナーたちは、キャリーは全く問題ない。つまり白100%であるものと断定しながらも、炎上するからすぐに記事を消せ、又は書き直せと指示をしてきている。
先にも書いたとおり、非営利で感想を書いているだけなので、まずその指示に従う義務はない(というよりも営利であっても従う義務はない)わけだが、そもそもシロ100と信じているなら、炎上するはずもない。悪くないということなら、炎上する余地などないからだ。
炎上しやすいため、拡散されることもあるとのコメントもあったが、それならばそれは記事を書いた私にではなく、拡散された段階で、拡散した当人たちを批判すべきであって、むしろ勝手に記事を転載されることになるわけだから、著作権侵害を受けた私は被害者でしかない。
繰り返しになるが、白100%で不破くんは何も悪くなかったと考えるならば、それで良いのではないかと思う。あえてわざわざ私に記事の訂正を求めたり、粘着したりする理由がいまいちわからない。「デマ記事が上がっている」で終わらせればよいことではないだろうか。

また、関わっている、または記事中に登場した全ての配信者の関連する全てのアーカイブを見ていることを前提に話を進めるコメントが多いことにも非常に驚いた。
生活保護を受けるか、学生をしているかなどで、日中にすることもなく、暇で全てのアーカイブを見ている自称リスナー様のコメントではないかと思うが、正直そんな全てのアーカイブを確認するようなことをやっている時間はないし、必ずしもアーカイブを全て見た視聴者だけがnoteやtwitterに投稿するわけでもあるまい。(というよりも、生活保護受給者でもまだもう少し多忙な生活を送っているし、金銭的にもそんな余裕はないだろう。)
生活保護受給者よりもさらに暇を持て余した有閑何某が必死に擁護しているようにしか見えない。

そういった、誰が見るか分からないという部分への考え方の甘さは、リスナーだけでなく、配信者の責任でもあるだろう。

話は変わるが、私は特定の方を応援するということは随分と前に終わっており、現在はV界隈の全体を見渡すようになっている。Vtuberでチャンネル登録をしているだけでも、300人以上ほどのチャンネルを登録しているわけだが、なぜか私が特定のVtuberさんを利するために記事を書いていると妄想を膨らませる層ばかりコメントを書きこんでいるようだった。
今回の対象として記事にした理由は、帰宅してYouTubeを開いたときに、たまたま登録者の一番上に表示されていたのが不破くんで、何の気なしに彼の配信を見て、キャリーするという流れがあったために、それはどうなっているんだと指摘しただけなのだが、なぜか叶くんのリスナーということにされてしまっている。叶くんの配信は今のところはほぼ見たことがないし、私は特に記事内で見ているとかそういったことも書いてないが、なぜか自称リスナーたちの中では叶くんのリスナーということになっていたわけだが、そのなかなかにたくましい想像力には脱帽させられる思いだ。同人で鍛えたのだろうか。

今後、Vtuberがメジャーになっていくにあたって、この手の厄介リスナーは、ごく一般的なVtuberを視聴しない層が、配信を視聴した際にnoteやtwitterに投げた感想に対して、内輪への同調を求め、過剰に攻撃的になる可能性は非常に高く、最悪の場合にはVtuberというコンテンツそのものに致命的なダメージすら与えるのではないかと思われる。
また、今回の件で厄介リスナーたちは、学習の必要なし、つまりキャリーというものは全く悪くないとしている。しかし、オンラインゲームでキャリーという考え方は、少なく見ても好ましい印象を持たれることはない。
これまでにいくつかの記事を漁ったが、否定的な見解は数あれど、内輪でネタとして使用することを除き、肯定的に評価する文面は見当たらなかった。
最悪だったのは、今回の件で不破くんは自らの行動を反省する機会すら、厄介リスナーによる妨害で奪われてしまったということだ。
厄介リスナーは、自分の見たいものだけを見たい。それ以外の汚い部分は絶対に見せるなという、生身の人間がリアルタイムでやっているコンテンツに対して、およそ不可能なことを押し付けているに過ぎない。
今回、多くのスキ(twitterで言うイイネ)を押してくださった理性的なリスナーももちろんいた。
しかし、今後のV界の課題は、こういった厄介リスナーをどう処理するかということに尽きるだろう。
インフルエンザに罹患した豚というわけでもぎりぎりないので、非常に残念だが、殺処分することは法的にできないため、新しいコンテンツにいかにしてなすりつけられるか、あるいはそれ以外の方法でなんとか分離させるということになるのではないだろうか。
それができないままにメジャー化してしまうと、繰り返しになるが、V界にとってはまちがいなく致命的なダメージになる可能性が非常に高いのではないか、仮に顕在化しなかったとしても、いつかV界は、破裂する爆弾と心中する事態になるのではないかと感じさせられる問題だった。

かわいそうな配信者とあわれなリスナーの組み合わせは、まさに憐憫を誘うものですらあると言える。

<追記 2020年11月6日>
ホロライブのタグは関係ないというコメントを拝見いたしました。記事の内容そのものには関係ありませんが、ホロライブファンの方は、いつもだいたいにじさんじファンに対して、わざわざにじさんじ配信者のコメント欄(あるいはそれ以外のコメント欄)などで数字マウントなどを取りに来られるなど、何かとお気になさっているようでしたので、タグに入っております。またもちろん逆も然りと考えておりますし、それぞれの事務所のファンの中に、そのような他所の事務所の配信者に迷惑行為を働く厄介リスナーがいる限りは、タグを入れることに何ら問題はないものと考えております。
このことはまた改めて記事にしたいと思っています。


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