”のび太の結婚前夜” 大人になった今こそ、もう一度見るべき30分映画。【がきお日記】

《総括》小学生の頃に見るのと、大人になってから見るのでは、染み入り方がまったく違う。
こんな優しい映画見たことがない。しずかちゃんのお父さんに、スタンディングオベーションを捧げたい。


《ただただ書いておきたいこと3つ・内容》
①いやまず、のび太の優しさね。

・おばあちゃんの荷物を持ってあげる
・結婚式の2次会の打ち合わせよりも、猫を飼い主の元へ届けることを優先。などなど
こんな利他の心を僕は見たことがない。美しき日本人の鏡。

猫を届ける際の、のび太の思いはシンプルにただ一つ。
「家族が離れ離れになるなんて、そんな寂しいことはない」
イケメンかよ!!!


②ジャイアンたちの成長

小さい頃のジャイアンの名言は有名。
「お前のモノは、俺のモノ。俺のモノも、俺のモノ」
昔はこんな憎たらしい事を言う、いじめっ子だった。

でも、こんなことを言ってたジャイアンが大人になると性格が丸くなっている。
結婚前夜に剛田商店で、のびた・スネ夫・ジャイアン・出木杉くんの4人で飲むシーンは彼らの成長を感じさせる。
のび太の帰り際にジャイアンが伝えた言葉は、本当にイケメン以外の何者でもない。


③しずかちゃんのお父さん、ありがとう
ほんとにありがとう。しずかちゃんが思い悩んでるところにあの言葉を投げ掛けれらるのは、お父さんしかいない。お父さんいなかったらこの映画成立しない。
人間として、優しい心を思い出させてくれる。


良い映画だーーーーー!

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