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プレゼンテーションのプロが明かす、文字だらけパワポを使わない理由

プレゼン=パワポと考えている人は多いですね。

資料作りから始まって、アニメーションを施して、文字ばっかり書いて。


出来上がった代物を当日観客席から見ると…

原稿を読み上げるために、こちらと目が合わない。

背中を向けてスクリーンに書いてある文字を読み上げるし、それが資料として配られているからどこを見たらいいか分からない。

こんなのを英語でDeath by Powerpointと言いまして、「パワポで死んだプレゼンテーション」と表現します。


そもそもpresentationとはスピーチ、つまり言葉による表現でなくてはなりません。

聞いてくれる人に言葉でメッセージを伝達する言語コミュニケーションの一形態です。


メッセージ伝達の目的は情報伝達と説得。

相手が知らない情報を与えるか、その一歩先の行動まで変えるか。

言葉を使わなければ誤差なく伝わりません。


だからプレゼンテーションの時にはまず言葉から考えます。


言葉を変える秘密は二つだけ

「百聞は一見に如かず」とは言いますが、非言語だけでは明日の予定すら伝えられませんね。

非言語の方が言語よりも使われるという主張もあります。

非言語コミュニケーションの研究結果が裏付けており、間違いではありません。

でもそれは量の問題であって、質では言葉のほうがはるかに重視されるのです。

その人の人柄や信頼性はどんな言葉を使うかに宿るからです。


だから言語を洗練させないといけません。

具体的には論理語彙です。

この二つだけです。


論理は分かりやすく話を展開するために欠かせません。

話が上手いと自負している人から堂々巡りのような話を聞かされるのは苦痛ですね。


一方語彙は、聞いている人が飽きがこないように豊富な言い回しを使用します。

また、教養の有無も語彙に反映されます。

軽い言葉しか知らないんだろうな、と思われたら信頼度が下がりますからね。


つまり原稿を書いた時点で既にメッセージを伝える力が分かるのです。

原稿に合わせた写真やイメージをパワポに載せます。

せっかく書いたんだから原稿を覚えます。

だって工夫した話の組み立てと言い回しを伝えたいからです。

当日は伝えたい人の目を見ます。

気持ちを込めるからジェスチャーを使います

顔の表情も大きくなります。

部屋の端っこに座っている人たちにも近づくことができます。


ほら、欧米で行われているプレゼンテーションになった!

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原稿を持ってステージに現れたらそれだけで聴衆は聞いてくれません。

反対に、話し手がプレゼンテーションを楽しむと聞く側の態度も変わります。

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