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古着転売で在庫管理を効率化!GoogleスプレッドシートとAIで毎日のタスクを自動化するコツ
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はじめに
在庫管理は古着転売において欠かせない重要なタスクですが、その手間を感じている方も多いのではないでしょうか。
売上金額や売上数量、商品回転率、在庫数の推移など数値化して見える化しておくことは自分のビジネスがどのような状況になるかを把握するには必須と言えます。
特に、日々の在庫数変動は毎日集計しないと得られることができません。
めんどくさいですし、売上に直結作業ではないのでつい忘れてしまったり。
やらなかったりするなんてことありませんか?
というか続きません・・・
私もその一人でした。
しかし、GoogleスプレッドシートとAIを活用することで、これらの作業を自動化、効率化することが可能です。
この記事では、GAS(Google Apps Script)がわからない私でもAIを使って自動化できた方法・アイデアをご紹介します。
Googleスプレッドシートで商品管理表
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物販をするなら
誰しも何かしらの商品管理表を作っていると思います。
以下の3つの項目があれば在庫の変動は毎日集計してデータ化(見える化)することができます。
①管理番号
②商品単価
③売上日
AIを使って自動化する方法
AIを使えば、自分でGASのコードを書くことなくスクリプトを生成することができます。
AI はめちゃくちゃ賢いので、ある程度こちらの意図を伝える質問ができれば
ゴールまでサポートしてくれます。
例えば、ChatGPTを利用して以下のように依頼します。
私がやった例(最初はこんな感じでスタート)
例
管理表のシート名:商品管理表
在庫の変動を記録するシート名:在庫数推移
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質問
「Googleスプレッドシートで在庫数を自動更新するGASのスクリプトを書いてください。」
#やりたいこと
Google スプレッドシートの「商品管理表」シートからデータを取得
日々の在庫数と商品単価の合計を計算して記録することを自動化したいです。
データを取得するシート名:商品管理表
転記先のシート名:在庫数推移
シート名:商品管理表
A列には商品の管理番号が入力されています。
E列には商品単価が入力されています。
X列には売上日が入力されています。
以下の条件を満たす場合にA列(管理番号)のカウントとE列(商品単価)の合計を計算する
A列のセルが空白でなければ、A列(管理番号)のデータ数をカウント→在庫数 ※A列のセルが空白でない=管理番号が入力されているセル
A列のセルが空白でなければ、K列(商品単価)の金額を計算する
計算結果を「在庫数推移」シートに追加
「在庫数推移」に 処理のログを記録 → A列:処置日時 B列:在庫数 C列:商品単価合計
他に何か必要な情報があれば教えてください。
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私は、ChatGptを使いましたが、そこからやり取りを重ねて目標の成果物を作ることができました。
ポイントはどんなことをしたいか、やり方をできるだけ具体的に詳しく説明してAIにスクリプトを書いてもらうことです。
すると、AI が内容を反映したスクリプトを一瞬で書いてくれます。
しっかりとこちらの意図が伝わったかを確認するために、出力されたスクリプトについて、更にどんな内容なのかを詳しくAIに聞くのもありです!
このスクリプトをGoogleスプレッドシートのスクリプトエディタにコピペして、保存・実行します。
トラブルシューティング
自動化がうまく動作しない場合は、再度AIに質問してみましょう
エラーのメッセージやうまくいかないことなどを伝えれば解決策を提示してくれます。
トリガーを設定する
うまく動作したら次に、トリガーを設定して毎日自動で実行されるように設定します。
(やり方はググってもいいですし、AI に聞いてもいいと思います^^)
まとめ
在庫管理の自動化は、ビジネスの効率化に大きく貢献します。GoogleスプレッドシートとAIを組み合わせることで、手間をかけずに在庫管理を行うことができ、業務の効率化が図れます。
フリーランスとして脱サラして2024年現在3年目。継続的な改善を行い、より効率的な管理方法を見つけたらまたシェアします(^^♪