見出し画像

【& Supplyスタッフインタビュー】MYTONEを通して広がる、新たな出会いとモチベーション。

【& Supplyスタッフインタビュー】Vol.3 藤井悠海

内装やグラフィックデザイン、飲食と幅広いジャンルで活躍する& Supplyのメンバーのバックボーンやジョインのきっかけを探るインタビュー連載。第三回は、ファッションブランドのPRからホームグッズブランドMYTONE(マイトン)のディレクターへと転身した藤井悠海にフィーチャー。好きを広める仕事へのモチベーションやMYTONEを通して感じた自分自身の変化についてなどを教えてもらいました。

藤井 悠海 / & Supplyが手掛けるホームグッズブランド、MYTONEのブランドディレクター。学生時代に経験したファッションWEBマガジンの運営を通じてPR業務に魅力を感じ、大学卒業後、アパレル企業にてファッション雑貨ブランドのPRに従事。プロモーションプランの企画立案、プレス業務、店鋪VMD、オウンドメディア運用、SNS運用等、オンライン、オフライン両面での一括したPRを担当。2021年3月& Supplyにジョインした後、前職の経験を活かし、MYTONEの運営を行なっている。


“好き”を広める仕事に憧れて、PRの世界へ

— まず最初に、現在の仕事内容について教えてください。

MYTONEという自社で運営しているホームグッズブランドのディレクターを行っています。

タオルやブランケットといったファブリックを中心としたブランドですが、仕事の内容としてはSNSやECの運用から、製造管理、デリバリー管理、イベント運営、商品プランニング、PL管理やカスタマー対応など幅広い領域を担当しています。

— 本当に幅広いですね。デザインはデザインチームが?

プロダクトにもよりますが、社内のデザイナーのほかにもブランドの感覚にマッチするアーティストやこのデザインを広めていきたいと思ったアーティストさんに声を掛けさせていただくこともあります。

POP UPの際は店頭に立ち接客をすることも。

— アーティスト発掘なども藤井さんが担当されているんですか?

そうですね。あとは、社内のメンバーからも情報を共有してもらって、「こういうアーティスト見つけたけど、どう?」といった情報をみんなで循環している感じです。

— & Supplyに入る前はどういったお仕事をされていたんですか?

学生時代からファッション領域でPRをやりたいという夢があって、新卒のタイミングでアパレルの会社に入社しました。

最初は販売からスタートして、2年目からPRアシスタントというポジションでPRの担当に。そこから6年ほど携わらせてもらい、2年前に& Supplyに転職しました。

— ファッションPRの仕事を目指されるようになったのはなぜですか?

学生時代にファッションのWEBマガジンのインターンをしていたことがあり、読者の方の反応がSNSなどを介してダイレクトに返ってくることにやりがいを感じることができました。

そこから、発信するものが自分の好きなことだったらもっと幸せだし、さらにはそれを生み出すところからできたらいいなと思うようになって。メディア側で発信をするというよりは、自分の好きなものをブランドとして広めていくみたいなことをやってみたいと思うようになりました。

— 夢だったファッションのPRからの転職。きっかけはなんだったのでしょうか?

前職で担当していたブランドが、リブランディングをしてこれからというタイミングでコロナが流行り、休止してしまったことがきっかけでした。

職場はすごく良い環境で、メンバーとも仲が良かったので不満を感じることはなかったのですが、居心地のいい環境でぬくぬくと過ごしている感覚があって、自分自身が次のステップに進むためには、なにか環境を変えたほうがいいのかなと思っていたタイミングだったこともあり、この機会に転職を決めました。

新しい環境で自分の居場所や役割を見つけること

— & Supplyとはどのように出会われたのですか?

有休消化期間に、自分の好きなことや気になることを片っ端からやってみようと思っていたのですが、ちょうどそのタイミングで代表の井澤がSNSで& Supplyの壁画チームRELISHのボランティアスタッフを募集していたんです。

もともと手を動かしてモノを作ることも好きだったので、参加させてくださいとDMし、壁画現場で初めてメンバーのみんなと会うことになりました。

RELISH : & Supplyが運営する壁画チーム。レタリングアートを中心にした壁画製作を企業やイベントへ提供している。
壁画現場へは、MYTONEチームや飲食チームが出向くことも。人が足らないときは飲食店のヘルプに入ったり、他の事業を担当してるメンバーと同じ現場で働くことも多いです。

— ボランティアに参加したことで& Supplyにも興味が湧いたのですか?

その時はまさか入社するとは全く思っていなかったのですが、前々から面白い経歴のメンバーが在籍していることや、デザインにまつわる幅広い事業展開など気になる存在ではあって。実際に井澤と会ってみたら、前職の先輩など共通の知人がいたりもして、PRをできるスタッフを募集しているという話を聞いて、何度か面談をして入社しました。

— 実際に入社されていかがでしたか?

初めはMYTONEの専属としてではなく、& Supply全体のPRとしてジョインしました。メンバー一人ひとりと関わるなかで、& Supplyは「今のマーケットにはないけど、きっとお客さんに刺さる」とか、「こういうの欲しかった」といったモノ・コトを発見する感度が高く、それを実際に形にすることがうまい会社なんだなと感じました。

— 大きなアパレル企業から、少数精鋭のスタートアップへの転職で大変だったことや戸惑ったことはありましたか?

正直、かなりありました。6年間のPR経験はあれど、会社の性質やアプローチは全く異なるので、自分自身がどういうタスクをこなして、どういうアクションをすれば会社に貢献できるのかと模索する日々が長くあったような気がします。

— その葛藤はどのように乗り越えられたのですか?

とにかく、今の自分にできるすべてのことをとことんやりきるようにしました。それは例えば、商品の棚卸しのような、小さなタスクでも。まずは、目の前の仕事に、必ず自分なりの工夫を加えて「丁寧に向き合うこと」を心がけました。

また、& Supplyは上長と話す機会をしっかり作ってくれる会社なので、今の自分のやりたいこととか思っていること、こうなっていったら会社に貢献できるというようなことをすり合わせていって、今のポジションに着地したという感じです。

MYTONEにかける想いが共感につながる

— & Supplyで働いて2年以上経ちましたが、日々の仕事でやりがいを覚えるのはどんな瞬間ですか?

一つは、ブランドに共感してくれる人が増えていることを実感するとき。さらに、MYTONEや& Supplyをフックに出会いの幅が広がっていて、自分自身がいいなと思える人と一緒に仕事をできる環境があるというのはすごく恵まれていると感じます。

ここで出会えた人たちは、戦友のような存在で、私にとってモチベーションになっています。

— MYTONEというブランドにかける想いにも変化はありましたか?

タオルやブランケットって、食品などと比べて生活のなかでの優先度が高いものではないかもしれませんが、使ってくださる方たちから「持っているとテンションが上がる」とか、「プレゼントしたら喜んでもらえた」といったエピソードを聞くと自分のことのように嬉しいです。

MYTONEが生活の中にあることで、インテリアに興味が湧いたり、持って外に出かけるきっかけになったりと、ライフスタイルをいい方向に変えるちょっとしたきっかけになれたら、すごく幸せだなと思います。

— PRをするうえで発信の仕方など工夫された点はありますか?

イベント情報など、基本的にはMYTONEのアカウントから発信しているのですが、個人的にもみんなに知って欲しいし、来て欲しくて個人のアカウントでも積極的に発信するようになりました。

PRの仕事をやってきたなかで、より一層自分ゴトできるようになったというか。そういった私の発信をみて、「最近こういうことやっているよね」と声をかけてもらえたり、「どういうふうにブランドを回しているの?」と私のやっていることに興味を持ってくれる人が周りに増えたこともやりがいにつながっています。


— やりたいことにも変化はありましたか?

自分がいいなって共感できるものを世の中に広げていきたいということや、自分が一緒にいて楽しいと思える人と仕事をしていきたいというのは昔からあまり変わっていないです。

プラスαでいうと、MYTONEをきっかけに自分の好きな人と仕事できる機会がもっともっと作れたらいいなと思っていて。アーティストだけでなく、今後はブランドかもしれないし、インテリアにすごく詳しい高感度のインフルエンサーかもしれない。ジャンルを縛らずに出会いを生かしていきたいですね。


デザインだけでなく、素材にも拘っているファブリックプロダクト。タオル類は今治産。プロダクトはすべて日本国内の工場で生産している。

大切なのはブランド力よりも人としての魅力

— プロダクトの展開やプロモーションのイメージはどういったところからインスピレーションを受けていますか?

インテリアのセレクトショップや海外の大手インテリアブランドなどを見ることもありますが、グラフィックありきで国内外のアーティストの作品からインスピレーションが降りてくることもあります。

— 色使いやムードなどプロダクトに落とし込んだりもされるのですか?

そうですね。SNSでインテリアアカウントを見るのも好きで、海外の素敵なお部屋を見て、MYTONEもこういうふうに使ったら可愛いなとか、こういうプロダクトがMYTONEであったらいいなみたいなことをいつも考えています。

— プロダクトを作るアーティストやポップアップスペースなど、どのような視点で選んでいますか?

アーティストは、知名度やフォロワー数というところではなく、まだ世の中ではあまり知られていないけれど、この作品をMYTONEを介して知ってもらえたらみんなハッピーだと思える方を見つけるように意識しています。

イベントに関しても、ショップスタッフの方がMYTONEに思い入れを持って販売してくれたり、対応してくれたりする姿を見て、また一緒にやらせてくださいとお声がけすることもあります。

— 人や場所のブランド力ではなく、携わる人軸で共感できることが大切なんですね。

代表の井澤ともよく話しているのですが、自分たちが良いと思えないとこの規模ではなかなか進めることができないので、「常に自分たちが自信を持って世の中に出せるものを作る」という考え方は大切にしています。

MYTONEが目指すこれから

— より一層、ブランドとともに成長していくために一緒に働きたいと思い描く人物像はありますか?

仕事に限らず人生を通して、目の前のことに面白おかしく取り組める人ってすごく魅力的だなと思っていて。例えば、与えられた仕事をただやるだけでなく、「もっとこうしたら楽しくなりそう」とか、ポジティブに前向きに取り組める人ってすごい魅力だと思うし、私自身も一緒に働きたいなって思います。

— お互いの刺激になりますよね。

今もチームのみんなはデザインから建築、シェフなどやっている領域が全然違います。だからこそ、自分と異なる仕事にも興味を持つことができるし、ここにいるからこそ広がることがたくさんあると思うので、そういう新しい出会いを楽しむことができる人はいいなって思います。

— 悠海さんの考える、& Supplyで働く意義はなんですか?

やっぱり人ですね。会社の規模が小さい分、一人ひとりの事業へのコミットメントが深く、自分のやっていることが結果に直結していくことが目に見えて楽しいです。

また、社内でも個性的なメンバーが多いので、今まで出会わなかった人柄や職種の人と出会えるのも魅力の一つ。お互いがそれぞれの事業にフルでコミットしてるからこそ、刺激し合える環境は貴重だと思います。

— 最後に、今後の展望について教えてください。

現在はタオルプロダクトがメインとなっているMYTONEですが、よりホームグッズブランドとして商品展開のバリエーションを増やしていきたいと考えています。

例えば、ベッドカバーやスリッパ、ルームウェアなど。& Supplyが場づくりをコンセプトにしているので、その空間にもう少しMYTONEも加わっていけたらいいなと思っています。

まだ想像段階ですが、いつか & Supplyがホテルを作ろうとなったときにそこのファブリックをMYTONEで揃えるなど、会社と一緒にブランドとして成長していきたいです。

MYTONEでは、新たにチームにジョインしてくださる方を募集しております!詳細はこちらのリンクに記載されております。

ブランド運営に興味のある方、是非ご検討ください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?