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My Home Town

空の広さに驚いた
草の香りに感動した
満天の星に心奪われた
海の青さに涙した

全て私が知っていたもの
全て私が忘れてしまったもの



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蓮(Ren)の地元は、山も海もある自然豊かな場所です。
あんなに海が好きだったのに
今は海なし県に住んでいる不思議。

子どもの頃は、夜も8時になるとお店も完全に閉まり
自然ばかりで娯楽が何もない地元が
ひどくつまらなく思えて
夜になっても眠らない都会と、その光に憧れた。

高校を卒業後、憧れの大都会東京に移り住み(笑)
社会人になるまでの華の時代を謳歌した。
その後、約束も守らず地元に戻ることなく過ごしたけれど。

日々の生活に追われ
ゴミゴミとした人の流れと
アクセクとした時間の流れと
それに追随する
夜になっても眠らない光に
心の透明度がどんどん失われていってることに
気づけなかったんだよね。

そんな私に
久々な地元が見せてくれる
広大な景色と
自然が与えてくれる香りと
広い空が
眠っていた大切な記憶と感覚を呼び覚ましてくれた。

「おかえりなさい」

の言葉と共に。

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