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偉大なるサンリオ

先日、友人とごはんを食べていました。

彼女はわたしよりすこし歳下で、知り合ったのもそんなに昔ではない比較的あたらしい友人ではありますが、感覚や嗜好がすごく似ていて、くだらない話から真面目な愚痴まで幅広く話ができるので大好きで大事な友人です。

さて、その日もお酒をしこたま飲みながら数えきれないくらい話題があちこち飛んで、どこからかサンリオの話になりました。もうとにかくそこで、ふたりとも大盛り上がりになりました。

結論としては、サンリオは偉大だということ。サンリオは本当にすごい。

何十年も経ってあいまいになっているはずの幼稚園とかそのあたりの記憶が、サンリオのことを話しているとなぜかありありと蘇るのです。そして、そのサンリオに対してのあらゆることは決して個人的な感覚ではなく、あるある!という、世代の共通言語なのです。

買い物すると紙袋につけてくれるマスコット欲しさにお店に通い、親に買い物をおねだりしつづけたこと。マスコットはたしか月替わりだったので、定期的に買い物をする必要があったこと。

お誕生日会のプレゼントのテッパンはサンリオで、友だちがもってくるプレゼントと被るリスクが常にあり、また、どの価格帯を選んで贈るかは親と要相談事項であったこと。

800円〜1000円くらいするプラスチック製の小箱やチェストがいつも欲しくて欲しくてたまらなかったこと。

1個あたり100円くらいする柄付きのティッシュは、一枚一枚友達と交換したこと。

エースのキティ、キキララ、マイメロディ、けろっぴ、ポチャッコ、たあ坊、という王道キャラからはじまりながら、おさるのもんきち、バッドばつ丸、るるる学園、マロンクリーム、はんぎょどん、などちょっと年齡が上になったときハマるキャラクターがいること。

年に1回か2回行われるサンリオフェスティバル、これはとにかく参加プライオリティ高い行事だったこと。ちなみにそこで毎回必ず作っていた紙せっけん、どうやって使うのが正解だったんでしょうかね。

・・・懐かしすぎて泣きそうになってきます。

何億人もの記憶にサンリオがコミットしていると思うと、また泣けてきます。サンリオ、偉大だなあ。

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