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夫婦で自然体に過ごせる街だから:庄司真帆の場合【海街暮らしの相談室】#1

今でこそ、アンドサタデーの庄司さんとして街に知られるようになった庄司真帆が、逗子に引っ越してきたのは3年半前。

都内で編集者として忙しく働く毎日を経て、転職のタイミングで自分の暮らしたい街を考えた。

「仕事起点で暮らす街を選ぶの、やめようって」

今までも暮らす街を変える転機はいくつかあったけれど、今回また職場からの近さで暮らす街を選んでしまったら、今までの延長線上でしか無い気がしていた。

せっかくの転機。それを変えたかった。

「海が好きで、元々は離島に移住しようかとも考えていて」

しかし東京とも仕事の繋がりを残すことを考えると、そこまで離れずとも海がある街があることに気がつく。

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「地方移住に比べたら、引っ越しって感じだったのでそんなに悩まなかったな」

海街の中で、何で逗子だったんだろう。
初めてこの街に訪ねてきたときのこと。
駅を降りた瞬間の空気の心地よさ。
流れてる空気がゆったりとしていた。

「暮らしてみてわかったけど、小さい街だから他の海街と比べても駅と海との距離が近くて。街の中に吹く海の風が濃いから時間がゆっくりしてるのかな」

同じく東京に仕事がある、夫との逗子暮らしが始まった。

始発がある街だから東京に行く通勤も想像していたより負担にならず、それでいて暮らしの近くに海がある生活。

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「この街は人の距離感がちょうど良くて。等身大でいられる街だなって」

都内で仕事を頑張り、休日ゆったり過ごす人。
釣りやSUP、好きなことを追求している人。
環境も食事もナチュラルさを求め暮らす人。

それぞれが自分らしくいられるからこそ、他者を受け入れる心の余白がある街。

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「一番変わったこと。夫婦での時間の使い方かな」

東京にいた頃は、出掛ける時はたいてい2人。もしくは、それぞれどちらかが持つコミュニティの中に、もう片方が入っていく場合が多かった。
庄司さんのご主人。もしくは庄司さんの奥さん。そのどちらかで認識されていた。

でも今はこの街で夫婦で一緒に知り合う関係性が多く、コミュニティの中でお互いに自分らしく自然体でいられる。

街の人たちとここまで深い繋がりがある日常は東京では経験したことがなく、人の輪のなかでも互いに気負わずいられることが、何より嬉しい。

この街に来たことで、2人での過ごし方の幅が広がった。

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逗子海岸に落ちる夕日を見ながら考える。

「季節の移ろいも、この街で今までより楽しめるようになった気がする」

海の色や山の色、風の匂い。
都会では隠れていた星空。
夏祭りや豆まきなどの季節の行事。

「今までもあったはずなのに大切に出来るようになったのは、隣り合う自然を日々感じられて、心に余白を持てるようになったからだと思う」

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波の音を聞くたびに、この街を選んで良かったと思う。

閉鎖的でない街だからこそ、きっとどこかに自分の居場所が見つかっていく。

夫婦がお互いに自然体で過ごせる、そんな居場所のあるこの街で、これからも暮らしていく。

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来週末に迫った記念すべき第一回目のイベント、予想以上の反響があり枠が埋まることが予想されますので、下記ページよりお早めにご予約ください。

■イベント概要
逗子葉山 海街暮らしの相談室 第1回オンライン相談会
【日 時】2020年7月12日(日)
【時 間】18:00〜19:30:開始15分前に配信URLをお送りします
【参加費】無料
【定 員】30名
【申 込】peatixよりお申し込みをお願いします
https://umimachisodan01.peatix.com/
【場 所】web会議システムZoomを使ったオンラインイベントとなります

写真 / テキスト:アンドサタデー


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