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【HRコラム#48】今の自分にマルをつけよう!

​​株式会社イノベーター・ジャパン &donutsプロジェクト HRチーム2名(青木、中島)がお届けするコラム。こちらのコラムでは、「一歩進んだ私へ」をテーマに、一人ひとりの、よりウェルビーイングなワーク・ライフ・インテグレーション(WLI)を実現するためのキャリア自律のお手伝いになるようなtipsをお届けします!そして、時にはHRチームメンバーのリアルな横顔も。 自分の「ライフキャリアをもっと自由に描きたい」そんな方が一人でも増えることを願いながらお届けします!

こんにちは。HRチームの中島です。
6月、梅雨の真っ只中ですね。今、記事を書きながら外を見てみたら、きれいな青空!とても清々しい気持ちになりました。梅雨の晴れ間、日焼け対策をしながら、日差しを目一杯楽しみたいと思います(日焼け対策も怠らず)。

さて、今日は私の娘の話をさせてください。少しだけプライベートな内容になりますが、お付き合いいただければと思います。

娘は現在中学1年生です。地元の公立中学校に通っています。去年の今頃は、受験生として毎日勉強と、習い事のバレエを中心に生活が回っていました。

塾へ通い、大量の宿題をこなし、バレエへ行き、朝5時に起きて勉強する。そんな日々でした。たくさん努力もしました。親の私から見ても尊敬するほどの集中の仕方でした。それでも結果的に志望校から「合格」をいただくことはかなわず、地元の公立中学校へ進学しました。

さて、彼女にとってこの経験はマイナスだったのでしょうか。

娘の答えは、「受験を経験してよかったー!」です。

「受験に失敗して悔しくないの?」あえて「失敗」という言葉を使って(ちょっと意地悪ですが)聞いてみました。

「ママ、失敗じゃないよ。だって私、今すごく学校が楽しいし、勉強も楽しい。友達もたくさんできた。受験勉強で勉強の仕方を学べたから、自分なりの勉強方法も身につけることができたし。それに、高校はどこにいきたいかなーって自分で選べるのもいいなって思う。だから失敗じゃなくてこれで良かったんだよ」

驚きました。私が想像していなかった視点で物事を見ている。彼女は今の自分にマルをつけ、これからの新たな道にワクワクしている。世の中には「成功」も「失敗」もないのかもしれないと、私が娘に教えられた気がします。「努力」をしてもすぐに結果が出ないこともある。それで落ち込む必要はない。きっとがんばった日々は、別の形でキラキラと輝きを放つタイミングがあるようです。

今の自分にマルをつけること。これまで重ねてきた日々に自分なりの意味づけをして現在と未来につなげていくこと。まさに自分軸をしっかり持つことが大切なのだと。その繰り返しがこの先の見えない時代の中においても、しなやかに、そして軽やかに生きるヒントなのかもしれないと12歳の娘から学んだ出来事でした。

「今、ここにいる自分にマルをつける」
決して簡単なことではないかもしれませんが、私も意識して始めてみたいと思います。ご一緒にいかがですか。

次のコラム(7月18日予定)もどうぞお楽しみに☆




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