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マネージャーの役割

2024年9月1日


久しぶりに、興味深いYouTube動画を観ました。

【フラットな組織が管理職をダメにする】

https://youtu.be/kkw5cvfhOmM?si=m8CF05GMWRv6wXA_

会社を大きくするには、組織マネジメントが不可欠。
それは知っていても、組織作りを体系的に解説できる人は意外と少ないようです。

今回の動画に出演している麻野さんは、
組織作りのプロ。

調べてみたら、この方の著書を読んだことがありました。

『THE TEAM 5つの法則』

麻野耕司:著

5年ほど前に出た本ですが、
当時読んで分かりやすかったので、社員にも配ったのを覚えています。

さて、今回の話は動画を観てもらえれば一番分かりやすいのですが、、
前後半で1時間くらいあるので、
時間がない方は、倍速で視聴するか、
私の要約を読んで頂ければと思います。


【マネージャーの役割】

と言われると、即答できない人が多いと思います。
※ここでいうマネージャー(管理者)とは、AMだけでなく店長もそうです。

こちらでは、「結節点の役割」を果たすべき、
という話が紹介されています。

結節点というのは、
・トップ(経営陣)

・メンバー(現場)
を繋ぐ役割を担っているということです。

『停滞する組織』

・トップの方針が現場で実行されない
・トップの伝えたこと(100)がマネージャー→メンバーを通って1くらいしか理解されていない


『成長する組織』

・トップの方針が現場で実行される組織
・トップの伝えたこと(100)をマネージャーが90理解し、
 それをメンバーに80理解してもらうことができる

変化の激しい時代なので、
戦略より実行力(スピード)で大きな差がつきますね。

そして、この役割をマネージャーが理解しているかどうか?
がとても大切です。
これが出来ているかどうかが良く分かるのが、
マネージャーとメンバーの会話です。

ありがちなのが、
こちらでも紹介されている

①現場に寄り過ぎマネージャー

メンバー
「今期の売上目標、高すぎませんか?」
マネージャー
「そうだよなぁ。トップは現場が見えてないよなぁ。」

→トップの方針を現場が実行できず、
 組織が停滞します。


②経営に寄り過ぎマネージャー

メンバー
「今期の売上目標、高すぎませんか?」
マネージャー
「目標達成できなかったら、評価が下がるだけだよ。」

→メンバーとの距離が開いてしまい、
 こちらも同様に停滞します。


③経営と現場を繋ぐマネージャー

メンバー
「今期の売上目標、高すぎませんか?」
マネージャー
「確かに、結構目標は高めだよね。(現場目線)
でも会社を大きくするためにはこれくらいの売上が必要なんだよね。(経営目線)
難しいかもしれないけど、まずは一緒に出来ることからやっていこう!(現場目線)」

→現場目線と経営目線を行ったり来たりしながら、
 経営と現場を結びつけるコミュニケーションをとれるマネージャー

こういうマネージャー(AM、店長)がいる組織(店舗)は、
実行力が高く、成長していく組織になれるということですね。

人間はどうしても、
「0か100か」
で物事を捉えがちなので、
大きくなっていく組織においては、
こういうコミュニケーションがとれる人が多く必要になってくると思います。


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