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みつながかずみ|writer
2021年7月13日 23:19
わが家の墓地は、思いのほか、敷地が広すぎる。春のお彼岸に、家人と墓掃除をして雑草を抜いたばかりだというのに、もう膝位置くらいには伸びていた。敷地いっぱいのドクダミと竹の根、ツタ科の雑草が多い。中央の先祖代々の墓。石碑の隣には、わずか2歳で地蔵の姿になった姉と、土葬のままで埋まっている6体の故人の墓。全員に、まず花を供えた。 母(今年89歳)を、栂尾山・高照寺の境内に待たせているのだし、はやく