見出し画像

関東の旬は冬?「さわらのトマトソース煮込み」

皆さん、こんにちは。
管理栄養士の田辺幸優です。

今回は、さわらを使用した料理を紹介させていただきます。


さわらは漢字で魚に春(鰆)と書きます。
春という漢字が入っていますが、鰆の旬には地域性があり、
東日本では、12月〜2月
西日本では、3〜6月
と旬とされる時期に違いがあるそうです。


【材料(1人分)】
・鰆 1切れ
・白ワイン 適量
・薄力粉 適量
・オリーブオイル 大さじ1
・にんにく 1/2片
・たまねぎ 1/8個
<トマトソース>
トマト缶 1/2缶
A 味噌 小さじ1
A コンソメの素 小さじ1/2
A ローリエ 1枚
※パセリ、バジルなどお好みの香草類をお使いください

・塩、こしょう 適量


【作り方】
①鰆を調理する
・鰆に白ワインを振り5分ほどおいておきます
・水気をきり、塩・こしょうをしたら、薄力粉をまぶします。
・オリーブオイル(大さじ1/2)を熱したフライパンで全体を軽くソテーします。
<Point>
鰆に火を通しすぎると身が固くなってしまいますので、表面を焼く程度に火入れをしてください。
※後に行う煮込みの際に中まで火が入ります。

②トマトソースを作る
・①で使用したフライパンの汚れをキッチンペーパーで拭き取ります。
・フライパンにオリーブオイル(大さじ1/2)とみじん切りにしたにんにくを入れて火をつけます。
・香りがたったら、みじん切りにした玉ねぎを入れて炒めます。

画像2

・玉ねぎが透明になったら、トマト缶をいれて、軽く潰します。
・Aの材料を加え、5分程度経ったら①の鰆を入れて1〜2分程度煮込みます。

画像1

③味を整える
煮込みが終わったら、塩・こしょうで味を整えて完成です。

画像3

※お好みでその他の野菜などを追加していただけます。
※お肉料理にしたい!という場合は鰆を鶏肉に変更することで肉料理に変更できます。


【栄養のポイント】
・EPAやDHA(不飽和脂肪酸)
 鰆は「サバ科」に属されており、DHAやEPAが多く含まれています。
 EPAは動脈硬化や心疾患の原因となる中性脂肪(血液中にある脂肪のこと)を低下させる作用があるほか、血栓予防や抗炎症作用にも効果があると言われています。全身に栄養素を運搬するための血液の流れをスムーズにしてくれるため、スポーツをするうえでも重要な栄養素になります。
 DHAは脳や神経の発育に関係していることから、食事から十分な量のDHAを摂取する必要があると言われています。スポーツをしている場合は、脳や神経系の働きはともて重要になるため、しっかりと摂取できることが大切です。


 今回のような煮込み料理はトレーニングやケアなどで、選手の帰宅時間が予定よりも大きくズレてしまう場合でも対応できる料理です。
 一般のご家庭でも食事の時間がズレてしまう場合はあると思われますので、そのような場合におすすめです。

 様々なケースに合わせて取り入れられるレシピとなっておりますので、是非お試しください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?