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サッパリ美味しい「たまねぎと枝豆のマリネ」

皆さん、こんにちは。
管理栄養士の玉城光平です。

今回はこってりしたメイン料理のときに合う、サッパリとした味の副菜をご紹介させていただきます。

【材料( 1人分)】
枝豆 (さやつき) 50g
たまねぎ     25g
<マリネ液 >
A 酢    大さじ1
A はちみつ  小さじ1~2
A 塩    一つまみ

※お好みで
オリーブオイル   小さじ1/2
あらびきこしょう  ひとつまみ

【作り方】
① たまねぎの下処理
たまねぎは薄切りにし、水に10分ほどさらし辛みを抜く。
その後水をしっかり切っておく。

② 枝豆の調理
枝豆のさやの両端をはさみで切り落とし、茹でる水に足して、3~4%の塩を用意する。(材料分量外 枝豆1袋250g: 水1Lに対して塩30~40g程度)
用意した半分の塩で枝豆をさやごと塩もみし、産毛をとる。
残りの半分は水に加え沸騰させる。
沸騰したら塩もみをした枝豆と塩をそのまま入れ、4~5分ほどゆでる。
熱が均一に伝わるように時折混ぜながら、ゆであがったらざるにあげる。
※冷凍の枝豆でも問題ありません。その場合はパッケージ通りに解凍してご使用ください。

③ マリネ
調味料Aをすべて合わせ、水気を切ったたまねぎ、さやからとった枝豆と合わせる。
ジップロック等に入れ、30分ほど冷蔵庫で寝かせれば完成。

④ 盛り付け
たまねぎの辛みが強い場合は、はちみつを少量追加してマリネする時間を長くする。
あるいは、お好みでオリーブオイルをかけると少しマイルドになる。

【栄養のポイント】
・たまねぎについて
 たまねぎ特有のニオイと辛味は 『硫化アリル(≒アリシン)』 という成分によるものです。
 この成分は身体に良い効果が多く、
 ①皆様も良く耳にする「血液サラサラ効果」は、この硫化アリルによる
  ものと言われています。
 ②最近の研究では、交感神経を刺激して体温を上昇させるという論文も
  発表され、体温の上昇は免疫力の向上・脂肪燃焼を促進させます。
 ③疲労回復やストレス解消に関与する 「ビタミンB1」 の吸収率を高める 
  効果もあり、ビタミンB1を多く含む枝豆との相性も非常に良いです。


※ただし、硫化アリル(≒アリシン)は水に溶けやすい性質を持っています。
そのため、長時間水にさらし続けることや、マリネの時間を長くしてし まうと水に溶け出してしまうので、食べやすくするための辛み抜きはほどほどにしておくほうが良いです。

たまねぎ・枝豆(冷凍)は自宅にストックできる食材です。
日頃から常備しておくと、副菜に困ったときの助けになってくれますね(^^)

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