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NEW(乳)和食「具沢山の牛乳みそ汁」

皆さん、こんにちは。
管理栄養士の玉城光平です。

今回ご紹介する料理は寒い季節に食べたくなる温かい汁物です。
ご家庭でも食べられることが多い味噌汁に牛乳を加えてアレンジし、普通の味噌汁とは一味違うコクが出るようにしました!

【材料(1人分)】
だいこん    20g
にんじん    20g
まいたけ    30g
<だし>
A 水          100ml
A 顆粒風味調味料   小さじ1/2
牛乳       100ml
みそ       10g
しょうゆ    小さじ1/2
※お好みで
白ねぎ      10g
こしょう     少々
しょうが     少々

【作り方】
① 野菜ときのこの下処理
だいこん、にんじんは皮をむいて、いちょう切りにする。
まいたけは石づきを切り落とし、手で小分けにする。

② だしと具材を合わせる
だし(A)を火にかけふつふつしてきたら、だいこん、にんじん、まいたけを入れる。
具材に火が通ったら(5分ほど)、一旦火を止めて、みそを溶き入れ、牛乳を加える。
再度加熱してしょうゆで味を整える。
※みそ・牛乳を加えた後、風味が飛んだり、分離するためあまり沸騰させないように。

③ 盛り付け
お椀に盛り、お好みで白ネギ、こしょうを振り完成。

【栄養のポイント】
・牛乳について
 牛乳は、3大栄養素と呼ばれる糖質、脂質、たんぱく質が含まれており、それに加え、ビタミンB₂、ビタミンB₁₂、カルシウムといったビタミン・ミネラルも豊富に含まれることから、栄養価の高い食品です。
 特に注目すべき栄養素はカルシウムで、牛乳は他の食品(小魚や野菜など)と比べ吸収率が高いという特徴があります。
 カルシウムは、骨や歯の形成に加え、心臓、筋肉や神経の働きを調整し、血液凝固やホルモンの生成など生命活動を支える重要な栄養素です。
 慢性的に摂取量が不足すると身体の不調の原因にもなります。
 また、牛乳は脂質量が多い(牛乳200ml≒唐揚げ3つ分の油脂量)ことでも有名なため、1日コップ1杯(≒200ml)を目安に飲むだけで栄養を充分摂ることができます。
場合によっては、低脂肪乳を飲むこともオススメです。

低脂肪乳は、普通の牛乳に比べて、脂質が少なく、カルシウムの含有量が少し多くなります。

 牛乳を使用する料理は洋食に多いですが、和食との相性も良く、魚の煮物に加えても魚の臭みが和らぎ、身をふっくらとおいしく仕上げることができます。

 牛乳を生で飲むのが苦手な方や、汁物をもっとボリュームアップしたい!という方にピッタリな一品です。
 中身の具材を色々変えて、自分好みの一杯を作ってみてはいかがでしょうか?(^^)

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