とある夏の育児記 〜ひとりで向き合う女性にひとりじゃないよと伝えたい〜
第1子の産休中に、最長1年だった育休が
3年まで延長されることになった。
初めての育児、実家も遠方だったため、
ワンオペでいっぱいいっぱいのワタシには
まさしく “渡りに船” だった。
夫は教員で、週末も部活動の指導や自分の遊びに忙しかった。
子どもが生まれて最初のボーナスは、「これで最後だから」と
10万円も自分の取り分とした。
そして、アパートの玄関で泣きながら足にしがみつく
長男を振り払い、軍資金を手にパチンコへと出かけていった。
泣き叫ぶ長男を抱きしめ、一緒に泣いた