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カーボンニュートラルで描く未来 第2回ベンチャーピッチに6社集結

 日本をはじめ、世界各国が「2050年までにカーボンニュートラル(温室効果ガスの実質排出ゼロ)を達成する」ことを宣言しています。ビジネスの世界でも、カーボンニュートラル、脱炭素がキーワードとして語られます。そのような中、第2回ANCHORKOBEベンチャーピッチは「カーボンニュートラルで描く未来」をテーマに開催しました。関西を拠点とする6社のスタートアップが集結し、未来を変える各社のビジネスについて発表しました。
 ANCHORKOBE、日本政策金融公庫、神戸市、神戸商工会議所の主催。川崎重工業、三井住友銀行、みなと銀行、近畿経済産業局の協力のもと、開催しました。

 参加したのは下記の6社です。(五十音順での登壇)
◆AquaFusion(兵庫)
   Sustainable Oceanの実現を目指して

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◆at FOREST(兵庫)
  墓を建てず、森を育てる

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◆京都フュージョニアリング(京都)
  究極のエネルギー「核融合」の最前線

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◆トヨコー(静岡)
  3Kを3C(クール、クリーン、クリエーティブ)に

トヨコー


◆PEEL Lab(大阪)
  私たちの環境、自然とこれからの世代のために

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◆レラテック(兵庫)
  気象×ICTでエネルギーと社会の未来を設計する

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 効果的な魚群探知機、核融合、洋上風力発電のコンサルティング…。今後の世の中やビジネスの流れを変えるような取り組みの数々が発表され、オンラインを含めて集まった約100人の観客たちも思わず聞き入っていました。プレゼン後のネットワーキングでは、6社の前には長い列ができ、所定時間を超えてもなお、ビジネス談議が続いていました。
 また、この日のピッチを前に、川崎重工業の全面的協力を受け、神戸・ポートアイランドにある同社の世界初の水素工場の見学会がありました。同社は、海外で水素を液化して「つくり」、日本に海路で「はこび」、ポートアイランドで「ためて」、国内で「つかう」サプライチェーン全体の技術を1社で保有する世界唯一の企業です。参加者は、その最先端の実証実験が行われていることに驚き、また、その工場が神戸にあることに誇らしげな様子でした。
 ANCHORKOBEは、スタートアップとスタートアップ、スタートアップと既存企業をつなぐ場でありたいと考えています。今後とも、ベンチャーピッチ のようなイベントを開催していきます。ご期待ください。

※この日の模様は、神戸新聞電子版「神戸新聞NEXT」(有料会員専用)でも掲載されました。
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202209/0015637955.shtml



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