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Technologyで脳をめっちゃ透かす会社ー 課題解決Pシーズン5 振り返り

株式会社do.Sukasu 落合 康さん

参加の動機を教えてください

以前から当社技術とのマッチングがよさそうだと思っていたスポーツ領域への適応拡大を目指すにあたってフィールドを検討していたときに、当社役員でアンカーとも関係が深い親会社Co-studio株式会社の役員、今林さんからの推薦があって課題解決プロジェクトに参加しました。

どんな課題に取り組みましたか

do.Sukasuのもつ視覚認知能力のアセスメントおよびトレーニングツールのテニスクラブ(垂水区のロイヤルヒル‘81テニスクラブ)でのニーズ探索と、トレーニング効果を確認するPOCの実施

6カ月の活動内容、活動の成果、今後の事業の展望・目標を教えてください

視覚認知能力と関連の深いと言われているスポーツ種目の探索から始め、文献として最上位群にあったテニスを抽出した。次にテニス実施者の中で対象者をプロを目指すジュニアとした。理由は本人たちにとっても短期間で成果を上げたいことと、家族からの資金援助により効果があれば新しい取り組みでも採用する意向が高いと感じたからである。その後、テニスコートクラン部側へのメリットの説明とPOC協力への依頼を行い、1か月のトレーニングを担当してくれるスタッフへのインストールを実施。当社による初回アセスメント後にテニスクラブ側でトレーニングを実施してもらい、終了時アセスメントとアンケートの取得を行った。今回は期待していたトレーニング効果は確認できなかったが、テニスクラブのメンバーの強いニーズが確認できた。さらに、中学生のジュニアに関しては通常練習の合間での実行が可能であること、雨天時にはむしろクラブ側としての室内メニューとして採用しやすいことなども聴取できた。さらにテニスプレイヤーに特徴的な視覚認知パターンが確認できたことから、テニスの実施に必要な視覚認知パターンが存在する可能性が示唆された。今後は、トレーニング実施対象者、実施方法、実施期間などを見直して、再度トレーニング効果の検証を行いたい。
今回の活動の中で知り合えたナガサワ文具センター様の紹介によりFC BASARA兵庫さんにも興味を持っていただけたので、サッカーについても具体的なPOCを実施したい。

テニスプレイヤーのデバイス使用トライ

メンターはどのような存在で、どのような気付きを得ましたか?

メンターはいませんでしたが、事務局篠原さんのご紹介で神戸新聞の取材をしていただいたり、ラジオ関西の番組で当社技術についてお話させていただける機会を得ました。今後、神戸で協業先を探していくときに有利に働くことを期待しています。

活動を終えての感想を教えてください

当初期待していたトレーニング効果についてはこの期間では確認できなかったが、テニスプレイヤーの特徴的な視覚認知のパターンがあることに気付けたことは、テニス領域で今後新しい展開が期待できるのと、他のスポーツ種目ごとにこの視覚認知特徴がどうなっているのか非常に興味がわいた。これまで、単純に視覚認知を鍛えればスポーツの上達につながると考えていたが、種目ごと、あるいはポジションごとやシーンごとに求められる視覚認知能力のパターンが異なるのかもしれない。とても重要な気づきだった。それもこれも共感ベースでPOCを実施させていただいたロイヤルヒルさんのおかげですし、サポートしてくださったアンカーの方々のおかげです。色々と考えることも重要ですが、まずは動いてみた方が得られるものが大きい気がします。

その他
視覚認知能力の計測、向上に興味のある企業様はご連絡ください!

(アンカー神戸ゼネラルマネジャー 篠原佳也)
課題解決プロジェクト・アンカー0→1チャレンジでは初となるメンターをつけずのプロジェクトでした。プロジェクトでやりたいことが明確だったこと、do.Sukasuの親会社であるCo-Studioにはアンカーのメンターを務めていただいているCOO今林さんがいること、落合さんもメンターを務めていただけるスキル、実績の持ち主であることなどが理由でした。メンター不在の中でも、プロジェクト管理もされ、成果もきっちりと出すことができました。
メディア展開では、神戸新聞のほか、ラジオ関西にも出演されました。注目を集める会社、技術ですので、今度さらに多くのメディア出演があると思います。アンカーとしても、今後もサポートを続けていきます。


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