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ゲストハウスの価値の変容について考えてみた。


ゲストハウスの価値の話。

いま、多くの宿泊施設が閉業しています。続いているところも、GoToトラベルキャンペーンなどがあると言えど、都内はまだ適応外でかつ非常に安い価格設定になっています。。

例えば、ここ。
ゲストハウス/ホステル界隈では非常に有名な場所なのですが、一泊いくらだと思いますか...


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なんと、1800円台...!!

衝撃の価格です...

僕は自分でゲストハウスをつくるために活動していたのですが、こんなに有名でファンも多いところですら苦しい状況に迫られています。

日本でも早めにゲストハウス事業などをはじめたところへの、いわゆる先行者利益というやつももう働かなくなってきているということです...

そんな中、ゲストハウスをつくるというのはかなりデンジャラスです。


んじゃあ、どうすればいいのか?

まずは、ゲストハウスの価値について改めて考える必要がありそうです。

一般的には、「ゲストハウス」というと価格帯の低めのバックパッカー向けの宿です。そもそもの定義が安い宿なんです。(このイメージを変えるために、ゲストハウスではなくて、noieという名前をつけてやっているところもあります。)

ただ、その安い部分が価値か?と言われるとそうではないと思います。トラベラーとゲストハウス運営者は、ゲストハウスのどこに価値を感じているのか?



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ゲストハウスの価値とは

ゲストハウスは、旅人が旅の道中で休み、新しい旅先へ向かうはじまりの地。のような場所だと個人的に思っています。

① 旅の道中における休息をする
② 新しい旅先を見つける

宿泊というのは二の次で、コレら①②がゲストハウスならではの価値であるなら、宿業でないやり方でもこんな場を作れるのかしれないと思い始めました。

今を生きる人は、誰もが旅人です。
何が正しいかわからないVUCAの時代においての

① 生きるという旅の道中での休息をする
② 新しい旅先(次のステップ)を見つける

という価値を提供できれば、それはゲストハウス的空間が生まれるのではないか?というようにも考えられそうです。


トラベラーは、コレらを求めて来ているわけではないけれど、きっとチェックアウトのときに「ああ、よかったな」と思える瞬間ってこの価値が提供されたときなんじゃないでしょうか?

ゲストハウスをやりたい人は、これからさらに開業・経営が難しくなってくると思いますが、必ず違う形でやりたいことは表現できるはずです。一緒に考えぬいて新しいカタチをつくっていきましょう!!



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新しいことをはじめるチャンスだ!

僕の場合は、Soft. Guest house というハード(建物)を持たないソフトだけのゲストハウスをやることにしました。今後、よりコレらの要素を含んだコンテンツなどをやっていければと思っているので、機会があればまた覗いてください。よろしくお願いします!


人生のセーブポイントのような場所をつくっていきたいと思います。

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