刹那い気持ち【歌詞】

温もりに
こびりついた
甘味を消し去れずに

今を辿る行く末は
何に影を落とす?

ひとりぼっちの
悟り文句は
誰の声も受け入れずに

やむ無くして
浮かんだ声に
誘われた安楽の雲

もういっそ棘に抱かれ
息耐えながら生きたい
もういっそ生き物である
怒りを切りたい
この身の上にさよならを
ああ愛しい堕落味よ
世界は悲しげな物語よ


干からびに
知れ渡った
悲しみ
気は晴れずに

明日へ向かう結末は
何に光を見る?

君がつぶやく
独り文句は
皆の耳に入れずに

ヤスリ摩擦に
削れる日々を
寂しげにぶら下がる蜘蛛

もういっそ命を投げて
息絶えたとて意味ない
もういっそ偽りだけの
祈りを消したい
この身の内に喜びを
ああ厳しいリアル味よ
世界に悲しみは届かぬのか


目まぐるしく
変われる僕ならば
あの鳥を打ち落として
誰より大きなこの籠で
優しくできるかな

もういっそ命を抱いて
息耐えながら行きたい
もういっそ劣り身である
威張りを消したい
あの身の上に現実を
ああ尊い醍醐味よ
命は苦しげな物語よ

作詞 安駄鐘彦

スキ、サポート等々いつもありがとうございます。 今月はストレスもあり豪遊しすぎました。 来月が火の車なのでサポート頂けると心底助かります。